2017.04.26結果を出すために必要な4STEP ③

みなさん、こんにちは。

教室長の松本です。

前回、前々回に引き続き
 
 
結果を出すために必要な4STEP 
 
 
本日は第三段階のお話です。

第三段階で必要なことは 「考える」 ということです。

「正しい分析」が行われ、「正しく、適切な指導」を受けたお子さんが「正しく学ぶ」ようになった頃には 
 
以前よりも苦手意識は和らいでいることと思います。
 
しかし、それでもまだ結果が出ないコがたくさんいます。
 
そういうコの多くは「考える」ことをしていない可能性があります。

「そんな馬鹿な。考えなければ解けないじゃないか。」

とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

私が言う「考える」とは、そのコにとって、その時点での「限界まで考える」という意味です。


以前、集団塾で教えていた立場から申し上げますと、一般的に、個別指導は集団授業と比べ

「考える」ことに対して甘さが出やすくなると思われます。

たとえば宿題を例に挙げてみるとわかりやすいでしょう。

集団塾で出される宿題は「解けないのは自分だけかもしれない」「当てられるかもしれない」

という不安から何が何でも解き切ろうという思いにつながりやすく、「考える」ということが

習慣として身に付きやすいと思います。

一方、個別指導の場合は「わからなければすぐに教えてもらえる」という集団に対する強みが

「考える」という視点で見ると弱みにもなりかねません。


テキスト等を使って問題演習をすると、どうしても同じような問題が続きます。

すると、慣れてきた生徒はあまり考えずに、惰性的・機械的に解き進めてしまうことがあります。

教える側はそれを見越し、問題演習をさせたり宿題を出したりしなければなりません。

その宿題は、自分の力ですぐに解くことが可能なものだけでなく、じっくり考えれば解けるものや

解けなくともしっかり考えるだけで意味のあるものも織り交ぜながら出されているのが理想です。

そして、その背景には

「先生が出す宿題は、決して自分の力では解けないものは含まれていないはず」

という信頼関係がなければなりません。

そして、その宿題を限界まで考えた結果、自力で解くことができたという経験が

学力とヤル気アップにつながるのです。
 
 
皆さん(お子さん)はどうでしょうか?

自分の限界まで考えたことはあるでしょうか?

そういった経験がないのであれば、ぜひやってみてください!

 

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