卒業生の声

卒業生の声(2016年度)

より以上を目指して(2016年度卒業生 待鳥 翔大君)

僕は高校1年生のころ、通っていた全日制の高校にあまりなじめず、親に黙って学校をさぼり、友達と遊んでいました。ある日それが親にばれてしまい、その頃には単位もまずい状況でした。

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そして結局、通信制のゴールフリー高等学院に転校することにしました。

転校してからも、レポートの提出や出席は締め切りのぎりぎりだったりと、かなり無気力状態でした。

そんな状態が3年生の夏ごろまで続きました。

しかし、周りの友達は将来のことを真剣に考えていたり、進路を決めだしたりし始め、それを見て、「自分は何もしていないな・・・。」と焦り始めました。

進路については、何かやりたいことが見つかれば専門学校に行けばいいかとか、適当な大学に行こうかなどいい加減に考えていましたが、この頃から真剣に考え始めて、まだやりたいことがないから、将来の選択の幅を広げられるように、就職先のジャンルが多彩な法学部のある大学にしようと決めました。

しかし、法学部のある大学は難関大学が多く、正直最初は不安しかありませんでした。

その頃すでに3年生の夏休み前で、自分はそれまで全く勉強せず、通信制は毎日通う必要がないことをいいことに遊んでばかりいました。

そんな自分が合格できるわけがないと自分で決めつけていましたが、夏休みに入る前に、夏休み中に先生に勧められた教材を暗記してくるという課題を与えられました。

簡単に暗記できる量でもなかったですし、読んだこともない参考書を1冊全て暗記なんて無理だと思いました。

しかし、先生方に励まされて、自信はないものの、やるだけやってみようと思いました。

そして、自分は意志が弱いと思っていたので、とりあえず夏休みを機会に受験が終わるまで遊ばないという自分なりの決意をしました。

毎日必死で参考書を読み、何周も読み込んで最終的にはほぼ完璧に暗記することができました。

夏休みを通して、やればできるということが分かり、もっと頑張ろうと思えました。

そのまま必死に勉強し、第一志望の龍谷大学法学部に公募推薦で合格することができました。

最初はまったく自信がなかったのですが、努力をすれば絶対に結果が出ることが分かり、努力することへの抵抗はなくなりました。

以前なら、公募推薦で早い時期に合格したのだからそこで受験生活をやめていたでしょうが、もっと上を目指したいと思えるようになっていました。

そして最後まで勉強を続けた結果、最初は目指すことさえ考えていなかった同志社大学法学部に合格することができました。

ゴールフリー高等学院に通い始めた当初は、全日制に通っていたころより自由で、時間を思い通りに使えるからだらけていましたが、逆に自分の目標に向かって存分に時間を使うことだってできます。

つまり自分の意思次第で、180度これからの自分を変えることができます。

そしてほんの小さな目標でも、だんだん大きな力になることもゴールフリー高等学院で学ぶことができました。

支えてくださった皆さんに感謝し、ゴールフリー高等学院で学んだことを忘れずにこれからも頑張ります。

自分が変われた場所(2016年度卒業生 T.R君)

私は中学生時代不登校であり、当時の生活は現状に対する自分への失望と将来への不安を感じるだけの日々でした。中でも特に不安だったのは自分の学力でした。高校に入学した時は中学生レベルにも達していない状況でした。

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入学後、先生が私の学力に合わせた教材を用意してくださり、少しずつ勉強を始めていきました。

1年間通ってみて、この学校なら自分を変えられるかなと思い始め、2年生からはできるだけ毎日学校へ行こうと決意しました。毎日登校するにつれて友達もだんだんできていき、学校へ行くことが楽しいと感じられるようになっていきました。

2年生の終わりが近づき、本格的に卒業後の進路を考え始め、私は大学に進学したいと考えました。しかし、やはり学力が心配でした。他の受験生より劣った状態からのスタートで、しかもあと1年しかないのに本当に大丈夫なのだろうかと思いましたが、それでも1年間頑張ろうと決めました。

受験勉強は先生に作っていただいたスケジュールに合わせてしていきました。途中、模試の結果などで挫けそうにもなりましたが、それでもこれまで何もやらずに後悔したことが多かったので、今回は最後までやり遂げようと頑張りました。

その結果、第一志望であった立命館大学スポーツ健康科学部に合格することができました。

合格発表を見たとき、1年間諦めずに努力して本当に良かったと思いました。そしてこの学校に通うことができて本当に良かったです。3年間ありがとうございました。

後悔しない高校生活を(2016年度卒業生 橋本 真之介君)

私は中学校の時、起立性調節障害という病気になり、通信制高校に通わざるを得なくなりました。住んでいるのが大阪よりの京都だったので通うのは大変かなと思いましたが、病気を持っている自分でもここなら通えそうだなと思いましたので、ゴールフリー高等学院に進学しました。

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進学した当時の夢が中学もほとんど行ってないのにも関わらず“医師になる”という無謀ともいえるような夢を持っていました。しかし森川先生たちはこの夢を話した時、とても真剣に聞いて受け入れてくださり、医学部受験に向けた勉強計画も立ててくださいました。

しかしここからが問題だったのです。絶対にみなさんは真似をしないでくださいね。1年生の1年間遊んでしまい、学校に来ても荷物だけ置いて近くのカラオケに友達と遊びに行ったりしてしまっていました。今思えば後悔でしかありません。そして先生方には申し訳なさもあります。

その後進路変更をし、最終的には臨床工学技士という医療職に就きたいと思いました。臨床工学技士との出会いは中学の時に起立性調節障害を診てくださっていた主治医の先生からの紹介でした。医学部には行けませんでしたが今、臨床工学技士になるという夢は医学部に行きたいと思っていた時と同じくらい強いものになっています。

今思えば医学部を受験しかなったのは、自分の“覚悟”が足りなかったのだと思います。その当時、医学部に行きたいと言ってはいたものの医学部受験に関して自分で調べたりなどは一切していなかったのです。その上勉強もまともにしないで遊んでばっかり、まさに“覚悟”が足りていなかったのは一目瞭然です。

あともう一つ足りなかったのは、“勉強法”です。“勉強法”の大切さに気付いたのは3年生になってから。臨床工学技士になるため、大学に行くつもりで勉強していた時、なぜかその勉強が辛くてつまらないのでした。

勉強なら辛くてつまらないのは当然だと思う方もいらっしゃるかも知れませんが違います。長く付き合うことになる勉強こそ自分に合った“正しい勉強法”を身につけ、勉強自体を楽しめるようにならないといけないのです。

この“勉強法”については書店で本を買い、ひたすら読みまくりました。そのおかげで大嫌いだった数学が嫌いじゃなくなりました。私は自分に合った勉強法を身につけたことで数学のテキストを嫌気がさすことなく終わらせることができました。

私は最初、臨床工学技士の大学を目指していましたが、最終的には専門学校を受験することにしました。

受験方式はAO入試。エントリー来校日まで残り一か月のところで専門学校受験を決断しました。その後はひたすら一般常識問題の対策や面接の対策などに取り組みました。

その結果、合格を勝ち取ることができました。この合格は先生方の協力がなければ実現できませんでした。先生方ありがとうございました。

しかしここがゴールではありません。あくまで通過点です。

私の曽祖父が遺した言葉で「人間、死ぬまで勉強」という言葉があります。この言葉通り、私はこれまで以上に日々勉強していきたいと思っています。

最後になりましたが“覚悟”を持って、自分に合った“勉強法”を見つけ、それをゴールフリー高等学院という場で活かすことができれば、きっと “夢”は現実すると思います。

あとは諦めずに日々、目先の問題とひたすら向き合えば大丈夫です。止まない雨はない、明けない夜はないなどの言葉があるように、是非ゴールフリー高等学院で後悔しない学校生活と夢への切符を掴み取ってください。応援しています。

諦めなくてよかった(2016年度卒業生 谷山 七海さん)

私はもともと中高一貫の大学附属の高校に通っていて、中学受験以降5年ほど受験とは全く無縁の生活をしていました。そんな私が転校して大学受験することを決意したのは高3の夏のことです。

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その時私は、もとの高校で既に2年留年してしまっていて、しかもまだ高2だったので、卒業するにはあと2年はかかる予定でした。

しかし、私はそれがどうしても嫌で、何とかしてあと1年で卒業して大学に行けないものかと探してみたところ、私の希望にぴったりの学校に出会うことができました。それがゴールフリー高等学院でした。

説明を聞きに行く前は、通信制ということでやはり少し心配な部分もあったのですが、今までにたくさんの先輩たちがこの学校から大学に進学したということと、第一志望の大学に今からでもまだ間に合うということを聞き、ここなら大丈夫かと思い、すぐに入学を決めました。

ゴールフリー高等学院は全日制の高校とは違い、一斉授業はなく、単位を取るためには必要な出席日数を満たして、レポートという課題を提出するだけでよかったので、転入してから2か月程度ですぐに受験勉強に切りかえることができました。

だから、全日制の学校だと授業を受けているはずの時間も受験のための勉強に充てることができ、時間を有効に活用することができました。それが合格への一番大きなカギだったのではないかと思います。

受験勉強1本に切りかえてからは、午前中は学校で勉強し、午後は映像授業を見るという生活を送っていました。

最初のうちは覚えることも多くて、こんなので受験に間に合うのかと何度も不安になったり、「もうやめてしまいたい、どこの大学でもいいから大学に行けたらいいや。」と諦めそうになることも多々ありました。

しかし、先生がその都度アドバイスを下さって、サポートして下さったおかげで乗り切ることができました。

今から思うと、悩んでいた時期も、とりあえずがむしゃらに頑張っていれば、受験直前に不安になることもなかったのだろうなという後悔もありますが、やはり諦めないでここまで頑張ってきてよかったなと思います。

第一志望の大学に無事合格できて本当に良かったです。この合格を勝ち取れたのは支えてくれた家族、先生、皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。

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