みなさんこんにちは！
ゴールフリー桂教室です。

本日は桂教室に在籍しているコーチの「プチ自分史」をご紹介いたします。
今後も何名かのコーチの自分史を掲載していく予定です。お楽しみに！

記念すべき第１回目は大学２回生の金田コーチです。

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私は小さい頃から自分がしたい事を全て叶えてきました。

みんながやっているから、と理由をつけては
「ピアノを習いたい」「英会話に通いたい」と親にねだってきました。

そんな一つとして塾通いもありました。
小学校1年生から塾へ通い、算数のテストで満点をとるとお母さんが褒めてくれ、
作文で賞を取ると親戚中で褒められ、小学校での勉強がとても簡単に思えて
毎日楽しく通っていました。

4年生の秋、中学受験の存在を知りました。
塾の友だちは中学受験の対策に切り替わっていきました。
私もそんな皆に合わせて中学受験をすることにしました。

しかし5年生になると勉強が急に難しくなり、全く分からなくなりました。
今までのクラスから1つクラスを落とされ、偏差値も思うように上がらず、
特に私の理科と算数の点数は悲惨なものでした。

そうなってくると
「どうして勉強しないといけないのだろう」、とも思うようになりました。
楽しかった塾にも行くのが嫌になり、初めて逃げる事を覚えました。
「親にお腹が痛い」と嘘をつき、塾を休みました。逃げるのはとても簡単でした。

そして自室でこのままずっと勉強から逃げていたら
今までやってきたものがすべて無駄になるのではないのか、
今こうして自分が布団で寝転がっている時間で皆は私を置いて賢くなっていくのではないか、と
幼いながら焦る思いが生まれました。

今まで全てを叶えてきたのに、行きたい中学に合格する、という願いが
初めて叶わなくなるんじゃないか...。

そんな焦りは、「勉強しなさい」などのどんな言葉よりも強い起爆剤になりました。
その日から私は中学受験からは絶対に逃げない、と心に決め勉強を再開しました。
貧血のため学校で倒れた日も寝不足で頭痛がする日も、机に向かって勉強することだけは諦めませんでした。

そして第一志望校に無事合格する事ができました。

皆さんは今、定期テストの点数を上げたい、中学・高校・大学の受験に合格したいなど
様々な目的で勉強していると思います。

そうすると、たまに逃げたくなるときもあると思います。
しかし、「逃げた後で自分は何を得られるのか」「何を失ってしまうのか」を
振り返ってみてはどうですか。

時には逃げることで、自分自身の弱さを見つめてみるのも悪くないですよ。

ゴールフリー桂教室　金田コーチ

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