2025.09.24点数より大事なのは、テスト後に何をするか 後編

こんにちは♪

ゴールフリー枚方教室です。

前編では、

「テスト後に大切なのは点数ではなく、

 その後にどう行動するか」

ということをお伝えしました。

特に「解答や解説を見れば理解できる」

という間違いを放置してしまうと、

「分かったつもり」に陥り、

成長が止まってしまう危険性があるという話でした。

では、その「間違い」と

どう向き合えばいいのでしょうか。

間違いは、

「失点」ではなく「宝物」として扱うことができます。

テストで間違えた問題を見ると、

多くの生徒は「できなかった」「自分はダメだ」

と落ち込んでしまいます。

正解できた問題はすでに、

自分の力になっている証拠であり、

新しい学びはそこからあまり生まれません。

一方で、間違えた問題は

「ここを克服すれば伸びる」という

明確なサインを示してくれます。

間違いは自分の弱点を、

「見える化」してくれる存在なのです。

弱点が分かるということは、

これからの勉強の方向性が分かるということです。

成績を伸ばすための一番のヒントが、

実は間違いの中に隠されています。

この間違いが本当に価値を持つのは、

やり直しをして

「今度はできた」と実感できた瞬間です。

かつて間違えた問題を自力で解けたとき、

生徒は点数以上の喜びと自信を得ます。

その喜びによって勉強への姿勢は前向きに変わり、

間違いは

「できない証拠」から「できるようになった証拠」

へと変わります。

この変化こそ、間違いが宝物に変わる瞬間なのです。

ただし、注意するべきこともあります。

解答だけを丸暗記してしまうのは、

本当の意味での「やり直し」ではありません。

特に小テストの再テストでは答えを覚えて、

一時的に点数を取ることが

目的化してしまう生徒が少なくありません。

しかし、それでは本質的な理解にはつながらず、

似たような問題に出会ったときに、

解けなくなってしまいます。

大切なのは「なぜその答えになるのか」を理解し、

自分の言葉で説明できるようにすることです。

そのためには、

まず「なぜ間違えたのか」を振り返ることが大切です。

知識不足でも、読み間違いでも、

ケアレスミスでも構いません。

原因を自分なりに整理するだけで十分です。

答えを写すのではなく、自分の手で解き直す。

そうして間違えた問題をまとめておけば、

それは自分だけの宝箱になります。

テスト前にそのノートを見返すことは、

最も効率的な学習につながります。

間違いをどう扱うかで、

その後の伸びは大きく変わります。

失点としか見なければその場で終わってしまいますが、

宝物として向き合えば未来へつながる力になります。

「間違いを宝物に変える」

この姿勢こそが、

学力を大きく伸ばす分かれ道なのです。

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ゴールフリー枚方教室
教室長: 十山和也
開校時間:火~金曜日 14:30~22:00
     土曜日   12:30~20:30

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