2025.10.13【地理編】社会は「暗記」ではない!入試で差がつく白地図活用術

こんにちは。

ゴールフリー高槻教室です。

過去二回にわたって「歴史」「公民」についての記事を書かせていただきました。

今回は「地理」についてお話できればと思います。

【暗記科目ではない】地理で求められるのは知識の「応用力」

これまで繰り返し社会は「暗記科目」ではないとお伝えしてきました。

当然ですが「地理」においても「暗記科目」ではないです。

多くの保護者様は、まず都道府県名や主要な地名の暗記をイメージされるかもしれませんが、それは第一段階に過ぎません。

「歴史」でも述べましたが、定期テストにおいては暗記で凌ぐことは可能です。

都道府県や県庁所在地、山脈などを各地方ごとに問うことが多いからです。該当する範囲だけを覚えることができれば定期テストでは得点ができます。

ただ実力テストや入試ではそう簡単にはいきません。

それらを知識として覚えていることは大前提で、雨温図や気候、産地や輸出量などの資料から地域や国を特定する必要があります。

持っている知識を使いこなす(応用する)ことが大事な点で言えば「歴史」と似ているかもしれませんね。

鍵は「白地図」!知識を関連付けて覚える最強ツール

では、どのようにして知識を「使える力」に変えていくのがいいのでしょうか。これは「白地図」を使うことをオススメします。

白地図は単なる暗記帳ではなく、「知識を繋げるためのオリジナル参考書」です。

具体的な活用法は以下の3点があります。

①因果関係の理解: アフリカにおいて国境が直線になっていることは有名です。これも白地図を照らしてみれば容易に理解できます。またヨーロッパの植民地支配が多かった理由も歴史・地理関係から絡めて覚えることが白地図であれば可能です。

②複合的な定着: 宗教区分で色分けたり、特定の農産物の産地を記号で示したりすることで、一つの地域に複数の情報が紐づけられ、様々な資料として活用ができます。

③入試対策: 複合問題においても白地図をもとに歴史的背景や政治的背景を一緒に書き記すことで、知識が「点」ではなく「面」として定着します。

計算分野(時差・縮図)の攻略も白地図がカギ

地理においては計算内容も出てきます。時差計算や縮図がこの計算分野にあたります。

時差は経度15度で1時間進む(または遅れる)という公式を覚えて使うことも大事です。

ただこちらも位置関係(どちらが東にあるか)がわからないとどちらが進んでいるのかがつかめませんね。

ここでも白地図が役に立ちます。頭の中にいつでも白地図をイメージできるように覚えていくのが、計算分野を攻略するコツです。

中学での学びは高校「地歴」の土台になる

地理もやはり範囲は膨大にあります。

高校に進学しても、地理はあります。

特に歴史と並行して学習する学校がほとんどだと思います。コツコツ復習と知識の定着をすることが望ましいです。

今回を含めて過去3回、中学で扱う社会についてお話ししました。

高校では「地歴」「公民」に分けられて「世界史探求」「日本史探求」「地理探求」「倫理」「政治経済」となります。

より深い学問にありますが中学の学びは必ず役に立ちます。

社会に限らず、何かお困りごとがございましたらお気軽にご相談ください。無料相談・体験授業も受け付けております。

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