2025.10.21頻出作家の分析から見えた!現代文で問われる3つの重要ポイント

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この度、日本で初めて女性の総理大臣が誕生するというニュースが飛び込んできました。

このニュースを聞いて、原田マハさんの「総理の夫」という小説を思い出しました。

妻が総理大臣に就任し、夫が総理大臣の夫として生きる姿を描いたこの作品は、まさに今の社会を映し出していますよね。

原田マハさんの作品は、現代文の入試問題において、多く採用される作家のおひとりです。

★『リーチ先生』2016年発刊

こちらの作品は、2018年度に最も多く出題された小説で、北海道・埼玉・富山・徳島・愛媛・福岡の6つの道県での出題となりました。

入試問題に多用される作家さんに偏りが出てくるのですが、やはりそこは出題者の意図として次のような3つのポイントがあります。

普遍的なテーマ:「家族愛」「夢を追うこと」「困難な状況での葛藤」「多様性(ダイバーシティ)」など、時代や世代を超えたメッセージ性を持つ作品を書かれていること

複雑な心情描写: 主人公の感情の機微や、人間関係の複雑さが丁寧に描かれており、読解力(登場人物の心情把握)を測るのに適していること。

現代的な課題: ジェンダー、働き方、生き方など、現代社会が直面する問題を扱っており、生徒に社会的な関心を持たせる題材となっていること。

10月のこの時期には、入試問題の作成は、ほぼ終了しているため、「総理の夫」が入試問題に出題される可能性は低いでしょう。

読んだことのある文章が入試で出題されると、心理的ハードルが下がり、得点にもつながります。

受験生のみなさんは息抜きに、受験を控えているみなさんは、入試にでたらラッキー!という観点からも、ぜひ頻出作家さんの作品を読んでみましょう!

物語文であれば、主人公が同年代の文章も多く出題されています。

中学受験なら、小学高学年や中学生が、高校受験なら中学生や高校生が、あらゆる困難を乗り越えたり、困難にぶつかったりした際にどんな感情の揺れ動きがあるのか、そういった観点に注目してみましょう!

当教室では、教室長の私が、10年以上集団授業で教鞭をとってきた経験から、頻出作家の作品を通じて、心情の深い読み方出題意図の分析も得意としております。

国語の入試対策に不安のある方は、ぜひ一度無料カウンセリングにお越しください。

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