2026.07.22AI時代に本当に必要な「自分の言葉で語る」力

最近、教育現場における「デジタルやAIの活用」について、ハッとさせられる報道を目にしました。

先日話題になったのは、ある大学のプレゼン発表での出来事です。
学生たちが生成AIを駆使して立派なスライド資料を作成したものの、
いざ発表となると「資料の漢字が読めない」「内容を自分自身で理解していないため、質疑応答に対応できない」という事態が続出。
AIに丸投げしてしまい、自分の頭で内容を咀嚼していなかったことが原因でした。

また、デジタル教育の先進国であるノルウェーからも気になる警告が発せられています。
学校でデジタル端末を使った授業を急激に増やした結果、生徒が注意散漫になりやすくなり、
読解力や数学的・科学的応用力の成績が過去最低にまで低下してしまったというのです。

「便利さに頼りすぎて、自ら読んで考え、理解するプロセスを飛ばしてしまうことの危険性」を感じます。

これは、普段の中高生の学習にも同じことが言えるのではないでしょうか。

例えば、
わからない問題があったとき、すぐに答えや解説の動画を見て「わかったつもり」になっていませんか?
タブレットの画面をただ眺めているだけで、頭の中を素通りしていませんか?

本当の「理解力」とは、得た情報を自分の中に落とし込み、自分の言葉で説明できるように身につけるものです。
先の大学生の例でも、「AIの出力をそのまま使わず、自分が理解できる範囲のものを発表すること」を指導された結果、
学生たちは自分自身で内容を語り直すようになり、見違えるように立派なプレゼンができるようになったのだとか。

ゴールフリー高槻教室では、この「自分で考え、自分の言葉にする」プロセスも大切にしています。
授業では「教育コーチング」を用いたアクティブラーニングを取り入れ、コーチ(講師)からの一方通行の解説だけではなく、
生徒自身に「なぜそうなるのか?」を自分の言葉で説明してもらう機会を作っています。
また、PDCAサイクルに基づく学習スタイルで、自ら計画し振り返る力を育てています。

どんなにAIやデジタル技術が進化しても、最後にそれを使いこなし、テストや入試、
ひいては社会に出てからの困難を乗り越えていくのは「自分の頭で考える力」です。

今年に入り、私自身もAIやアプリ等に頼りすぎず、「自分で考える」ことをすごく意識するようになりました。
便利な反面、自分らしさが無くなってしまったり、自己成長をとめてしまったりする可能性を怖く感じるからです。
AIをうまく活用していくのも大事な勉強法だと日々感じます。

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