2015.01.19受験の意味

新年をむかえ、1月中学入試本番を終えて2月の奈良県公立高校特色選抜まで残り約1ヶ月となりました。教室に在籍する中3生は、過去問演習の点数結果を見ては一喜一憂しています。この過去問演習の意味は、入試本番と同じ環境で実力を出し切ることです。また、個別指導の弱点でもある「他者との比較」を意識することで、自分がどれだけやり切る必要があるのかを意識してもらうことにあります。毎回の入試対策の結果をもとに、生徒と担当コーチが少しでも入試当日に点数に活かせるかを話し合い、学習の進め方を見直しています。

また、人生ではじめて「受験」を経験する生徒も多い中で、どれだけ入試本番までに我々が深く関われるかがたいへん重要になってきます。毎日生徒にプレッシャーを与えては気持ちが折れそうになる前に一歩引くことを繰り返して、試験当日までに「やり切ること」の大切さを伝えています。なぜそれを伝えるかというと、私は受験をする意味は「志望校に合格すること」だけではないと考えているからです。受験をする別の意味は、人生でなにか試練が訪れた時に「受験のときにあれだけ大変な思いをして乗り切れたのだから、これぐらい大丈夫だ」と思える気持ちを持つことです。そういったことも受験を通して、生徒たちに獲得して欲しいと私は考えています。

まもなく、入試本番を迎えその結果が出始めます。生徒が進学する際に私が一番気にかけていることがあります。それは、小学校から中学へ、中学から高校への接続時期に挫折を経験する生徒が多いことです。具体的には、高校1年生になって初めての5月定期テストで、「中学の定期テストはできたのに、高校の定期テストでは点数が取れない」というケースです。これは、それまでの中学の勉強と高校の勉強の質が大きくことなることが原因のひとつにあります。くわえて、高校のテストでは難易度が上がり教科数が増えるため、中学校のテスト勉強以上に効率的に学習を進める必要があります。

大学入試をひとつ例にとっても、高校入試に必要とされる英単語は1500語程度で十分でしたが、これが大学入試ではセンター試験レベルで5000語、難関私大レベルでは8000語以上が求められます。こうした中学時に比べ圧倒的に多い学習量を高3になってから補うことは、たいへん難しいと言えます。中学・高校入試の合格発表後も、進学後・大学受験時に向けた学習の継続をおすすめします。

続ウカル10.gif最後に、ただいま無料の体験授業を随時受け付けております。
受験だけでなく、2月には各学校の定期テストもあります。
テスト対策のためにも、ぜひこの機会に体験授業をご利用ください。

まずは、一度教室までご連絡ください。
ご連絡お待ちしております。

ゴールフリーJR奈良教室
0742-25-2015 (担当:梅村)

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