2017.04.27結果を出すために必要な4STEP ④

みなさん、こんにちは。

教室長の松本です。

 
結果を出すために必要な4STEP 
 
 
本日は最終段階のお話です。

最終段階で必要なことは 「良いクセを身につける」 ということです。

「正しい分析」が行われ、「正しく、適切な指導」を受けたお子さんが「正しく学ぶ」ようになり 

自分の限界まで「考える」ことができる段階まで来たら結果が出ていてもおかしくありません。

しかし、現実はそう甘くないということもあります。

知識はある、十分に理解もしている、だけど点数が・・・

こんな場合、勉強における「良いクセ」が身についていない可能性があります。


一般に「"わかる"と"できる"は違う」とは良く言われることですが、さらに

「"できる"と"点が取れる"も違う」と言えます。

原因はいくつか考えられますが、わかりやすいのは、解く時間の問題。

最後まで解き切れなかったために、満足な点数が取れなかった経験はあるでしょう。

もちろん、これも大切であり、克服すべき課題ですが、それ以上にまず重視すべきは

「取れる問題を落とさない」ということ。

長年、多くの生徒を見てきましたが、テストで時間が足らなくなるコは決して丁寧・慎重なわけではなく

「詰まってはいけない部分で詰まる」ため時間がなくなることが大半です。

しかし、そのことに気付かず、単に解くスピードが遅いと思っているから

計算のスピードを上げようとして、計算ミスを連発。

その結果、確実に取れる問題までミスにより落としてしまうこというケースがあります。
 
 
これらは「良いクセ」がついていないために起こると言えます。

その「良いクセ」とは何でしょうか?

これは、すべての教科に共通するものもあれば、各教科・各単元ごとのものもあります。
 

たとえば、英訳や和訳でよく間違えるコの多くは

「まず時制をチェックする」というクセがついていないことが多く見られます。

さらに「作った英文を見直す」ということもできていないことが多い。
 
 
一方、これらが自然と身についているコもいます。

そして、彼らの多くは、これを意識的ではなく無意識にできるのです。

この「無意識に」というところがポイントです。

良い「クセ」なのですから「無意識に」できるようにすることが大切です。

そのためには、教える側の意識が重要です。

ミスが多いことを単に「ケアレスミスが多い」と分析するのではなく

だからこそ「良いクセ」をつけようという意識で指導しなくてはなりません。

そして、いつも同じことを言い続けることが大事です。

生徒が「無意識に」できるようになるまでは、口癖のように言い続けることで出来るようになるのです。
 
 
 
 
以上、まだまだお話したいことはございますが、お子さんによって個々の事情もございます。

これ以上のお話は、状況確認をさせていただいてからがよろしいかと思いますので

ぜひともご相談ください。

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