2023.08.03第2回全統共通テスト模試 数学ⅠA 問題分析&アドバイス

みなさん、こんにちは。先日、

第2回 全統共通テスト模試

が行われました。
現在、夏期講習期間中ということで
なかなか時間が作れず、解くのが遅れましたが
以下、問題分析とアドバイスとなります。


【第1問】
〔1〕
簡単な計算問題。
丁寧な誘導もあるので、ここは短時間で解きたいところです。
特に注意するようなこともないでしょう。

〔2〕
(2)は(1)を利用することに気付きやすい問題でした。
ここも短時間で終わらせなくてはいけません。

【第2問】
〔1〕
うちの生徒もそうですが、まだこの時期だと
「補助線の意味」を考えずに解く人も多いと思います。
補助線を有効に活用できる人と比べると
解くスピードに大きな差が生まれます。
データの問題で時間がかかる方は
補助線の利用の仕方に慣れておく必要があります。
各社から出版されている共テ対策の実戦問題集で
しっかり演習しておきましょう。

くずは教室には共テ対策問題集が大量にありますので
同じような課題を抱えている生徒には、8月中に
しっかり演習をさせる予定です。

後半の計算問題は「馬鹿正直に」計算してはいけません。
値自体を答える場合は別ですが、今回のように
値を選択肢から選ぶ場合は概算でOKです。
しかし、普段からそういうことに慣れておかないと
なかなか概算で解くなんてことができないのも事実。
だからこそ、共テ形式の演習が必要なのです。

〔2〕
センター時代は、二次関数といえば「最大最小」でしたが
最近はめっきり少なくなりました。
代わって、共テになってから見る機会が非常に多くなった
グラフに関する問題。
こちらも不慣れな人は戸惑うかもしれません。
(1)は直感的にわからなくてはいけない問題です。
(2)は少し気づきにくいかもしれませんね。
(3)は(1)(2)が考え方の指針を示してくれていることに
気付けるかどうかだけの問題。
ただ、それもマーク形式に対しての慣れの差はあるでしょう。


【第3問】
選択問題の中では、この第3問(確率)が
最も簡単だったと思います。
僕の感覚では、現役生は整数を避ける傾向にある
と思っています。
今回は確率選択で正解だったと思います。
とはいえ、他の2つと比べて簡単なだけで
ミスを犯しやすそうな問題ではあります。
太郎・花子の会話が考えるうえでイメージしやすく
してくれているので、それを活用できれば...
何より、計算が複雑でないのが良かったですね。

【第4問】
(2)以降は間違えやすい問題かなと思います。
特に(3)は問題の意味がわかりにくかったのではないかと。
わざわざ太字になっているように
「互いに素でないもの」を問われるのは珍しい気がします。
それだけに、そこで混乱した人も多かったのでは?
今回の中では、最も解説が必要な問題だったと思います。

【第5問】
平面図形の問題は、参考図が与えられているかどうかで
難易度の差があると思っています。
ある程度は正確な比率で図を描けないとイメージしづらい
ところがあるので、図が下手な生徒は要注意ですね。
問題を解き進めるうちに新たな情報を得られるので
場合によっては、図を一から描き直すぐらいのことは
やっても良いでしょう。
時間を気にしすぎて躊躇してしまう人は本末転倒です。
見え辛い図で考えていたら、気付けるはずのものに気付けず
却って時間がかかるなんてことも多いでしょう。

全体としては少し難しめの問題だったと思います。
まだこの時期は、現役生の場合、数I Aは
「時間が足らない」状況になりやすいと思います。
以前にも書きましたが、時間の使い方としては

手を止めてはいけない問題で手を止めない

これが鉄則です。
共通テストは時間との闘いになりやすいので
いかにして時間を生み出すかがポイントです。
どうしたって時間のかかる問題はあります。
その問題に十分な時間を使えるような環境を
自分の力で生み出すことが重要です。

手を止めてはいけない問題

これを教えてくれるのが個別指導です。
裏を返せば、それを教えてくれないのなら
個別指導の価値はありません。

くずは教室にその価値はあるのか?

それは体験していただければわかると思っています。

 

 

 

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