2023.09.16【五ッ木模試】第4回 英語 問題分析と対策

みなさん、こんにちは。今回は

第4回 五ッ木のテスト会(以下、五ッ木)

における英語の問題分析と対策について
書かせていただきます。

五ッ木の模試の中で、最も対策が必要な科目
それが英語です。
そして、過去問(こちら)演習などの
対策効果が最も表れやすいのも英語です。

そこで、くずは教室では普段の授業の時から
五ッ木を想定して様々な知識を与えます。
また、新規採用コーチには模擬授業研修の一つ
として「五ッ木模試の解説方法」を指導します。

このように、生徒やコーチに五ッ木対策を
より効果的に行ってもらうためには的確な
問題分析が必要です。
そこで、毎回、教室長自ら問題を解き
研修や授業内容をアップデートしています。
以下、今回の分析となります。

【はじめに】
五ッ木の英語は大問4つで構成されています。
大問1が長文読解、大問2・4が文法問題
大問3が対話文です。
生徒によって得意・不得意な分野があり
時間のかかる分野とそうでない分野があります。
そこで、生徒ごとに解く順番を指示することが
大切です。
その上で、各大問にかける時間の目安を示します。
十分なスピードが備わるまでは、このような指示が
非常に重要となります。


【大問1】
ChatAIの利用に関する文章ということで、内容は
比較的捉えやすかったのではないかと思います。
しかし、五ッ木の長文は文章の大意を捉えられた
としても、文法力やイディオム知識がないと
なかなか得点できません。
長文の意味は把握できているのに点数に反映されない
といった方については早急に文法力とイディオム知識を
高めるようにする必要があるかもしれません。

これらを強化するのに最適な市販教材として
赤本で有名な英俊社の
 近道問題 06単語・連語・会話表現
 近道問題 07英文法
 近道問題 08文の書きかえ・英作文
をオススメします。

(1)a member of は五ッ木対策としては必須の表現。
   belong toとの書き換えとしてもよく出題されます。
(2)整序問題ですが、五ッ木ではこのように和文が
  与えられていないものも多く出題されますので
  そういった問題に対する考え方をきちんと教えておく
  といったことが対策となります。
(8)①五ッ木対策としては絶対に欠かせないのが、この
  「疑問詞が主語の疑問文」に対する答え方です。
  これに関しては苦手な人が非常に多いと思います。


【大問2】
(1)①五ッ木の文法問題は、実施月によって出やすい内容
  というものがあります。
  be + 感情を表す単語 + to 〜 は、この時期、頻出です。
   ②forget to と forget 〜ing の違いは
  中学生にとっては高度な知識です。
  入試がB問題の場合は不要でしょう。
(2)ここ数年の傾向である「共通して当てはまる単語」。
  事前に kind , like , right , light , lives といった
  出やすい単語を教えていました。
  今回は kind が見事に当たりました。
(3)①これも五ッ木対策としては欠かせない
  「Let'sの書き換え3種」。
  毎年のように出題されていますので
  くずは教室の生徒なら「できて当然」の問題です。
  事実、嬉しそうに「できた!」と言っていました。
   ②難しい問題ではありませんが、こういった書き換えに
  慣れていないと意外とできない問題です。
  言われたらわかるけど・・・という感じでしょう。


【大問3】
対話文の内容は捉えやすかったと思います。
また、文法力もさほど必要なかったと思いますので
この大問3でどれだけ点数を稼げたかは非常に大事です。

(1)①同じ不正解であっても、良い・悪いがあります。
  それをきちんと仕分けして生徒に伝えることは
  教える側にとって非常に大切なことです。
  この問題で言えば、ウ・エを選んでの間違いは
  非常にマズいです。
  こういった間違いをするうちは、まだまだ力不足。
(7)五ッ木では、このような語数指定英作文が多いです。
  したがって、それを想定しての対策が必要となります。
  わかりやすい例で言えば、Whyの疑問文の答え方として
  真っ先に思い浮かぶのは because で始める書き方
  ではないしょうか。
  しかし、それだと語数オーバーしてしまうという場合
  すぐに To で始める文が浮かぶようにしておく。
  これが対策というわけです。
  
  今回は文中にある文を利用すれば良いだけでしたので
  難しくはありませんでしたが walk to を on foot
  を使って書き換えることができる人であれば
  語数が6語指定であっても対応できたと言えます。


【大問4】
(2)①のgo on a school trip は難しかったと思います。
  五ッ木ではこういったイディオム知識が必要です。
  普段から積極的に知識を増やしていくようにしましょう。
(3)五ッ木の最後の問題はテーマに沿った自由英作文です。
  ここは6点問題ですので、つい手を出したくなるもの。
  しかし、この問題に手を出して良いのは
  間違いなく3点以上取れる力がある人だけです。
  つまり、文法力が一定以上ないと
  手を出すべきではありません。
  事実、まだそこまでの力がないと判断した場合には
  「英作文は手を出さないように」と強く念を押します。
  6点問題だからといって6点もらえるわけではありません。
  0点の可能性だってあるのです。
  時間をかけて解いて、結局0点となるのであれば
  それは、ただただ時間を無駄にしただけ
  と見ることもできます。
  手を出すべきかどうかの判断を我々が行うことも
  対策の一つです。

 


以上で分析と対策に関する記事は終了です。
上記のように、くずは教室では五ッ木対策に力を入れています。
五ッ木模試で思ったように点が取れずお悩みの方は
五ッ木模試の帳票をお持ちください。
答案の分析を行い、アドバイスさせていただきます。
  

 

 

 

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