2023.09.20【五ッ木模試】第4回 理科 問題分析と対策

みなさん、こんにちは。今回は

第4回 五ッ木のテスト会(以下、五ッ木)

における理科の問題分析と対策について
書かせていただきます。


【はじめに】
「理科と社会は暗記科目だから・・・」
こんな声をよく耳にします。
社会も単純に暗記科目とは言い切れませんが
理科をそんな風に捉えるのはもってのほか。
もちろん暗記すべきことが多いのは事実ですが
しっかりとした理解を伴った暗記でないと
到底、太刀打ちできません。
理科を単なる暗記科目だと思っている方は
まずその考えを改めることから始めましょう。


【大問1・2】
生物分野に関する問題。
用語など単純に知識を問うものが多く
それほど考えて解くような問題はありません。
大問1の最後の問題は、計算問題というほど
ではなく、思考力が問われるというほどでも
ありません。
問題の意味をよく考えれば誰でも解けるので
ここが不正解の場合は「考えていない」
と見なすことができます。

一見難しく見える問題になるとすぐに
「無理」と決めつけて飛ばしてしまう人は
まずその習慣を改めましょう。


【大問3】
公立入試の問題と同様に、問題に至るまでの
会話部分などが非常に多くなっています。
しかし、本試験同様に、これらの文を
すべて読まなくとも解ける問題です。
実際、私は左半分は読んでいません。
基本的にはすぐに問題にとりかかり
どうしても意味がわからない時だけ会話文を
読むというぐらいで考えておきましょう。
とはいえ、普段からそういった解き方に
慣れていないと怖くてできないでしょうから
過去問や予想問題でそういった解き方を
試しておくことが大切です。

(1)1000hPaを100000Paに直せるかがカギ。
意外と知らない人が多いと思います。
それさえわかれば難しくありません。
(2)これも計算問題ですが、問題の意味が
理解できるかどうかだけの問題です。
計算自体はいたって普通の問題。


【大問4】
電流による発熱量の問題ということで
計算がメインですが、比較的簡単な問題が
多かったように思います。

(6)表Ⅰ・Ⅱのどちらを見て考えるか?
それすらわからない人もいるかと思います。
数学なんかもそうですが、大事なことは
情報を整理することです。直前の問題にて
「温度上昇は電力に比例する」
ということがわかっているのであれば
それがヒントということになります。
定番の問題ですので、解けなかった人は
重点的に演習を行うようにしましょう。


【大問5】
音に関する問題。
たとえば㎐の求め方を知っていても
「1Hzとはどういう意味か説明せよ」
と言われると説明できないなんてことは
ないでしょうか?
それは「単なる丸暗記」をしているだけで
理解しているとは言えません。
特に物理分野では、そういったことが
非常に多いと思います。
暗記の際はきちんと「理解」が伴うよう
意識しましょう。

全体的によくあるパターンの問題であり
特に難しいものはありません。
落としているようであれば、音の分野は
基礎ができていないと言えるでしょう。

(3)こういう表が与えられた際に
どことどこを見比べるか?ということが
そもそもわかっていない人もいます。
対照実験という概念自体をきちんと
理解することが大切です。


【大問6・7】
化学分野に関する問題。
今回はいずれも非常に簡単でした。
計算問題もほとんどなく
ほぼ知識を問うだけの問題であるため
ここは確実に得点したいところです。


以上で分析に関する記事は終了です。
なお、理科の対策としましては
当然のことながら、最低限の知識の
整理とインプットが必要です。
知識整理には、市販のものであれば

 中学理科が面白いほどわかる本
          (KADOKAWA)

がオススメです。
知識の整理・インプットができれば
実戦的問題をこなすべきかと思います。
赤本で有名な英俊社の
 
 近道問題 12物理
 近道問題 13化学
 近道問題 15理科計算

をオススメします。


先述のように

理科という教科は
決して暗記モノではありません!

まずはその考えをなくしましょう。

五ッ木模試で思ったように点が取れずお悩みの方は
五ッ木模試の帳票をお持ちください。
答案の分析を行い、アドバイスさせていただきます。

 

 

 

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