2023.10.13【五ッ木模試】第5回 数学 問題分析と対策

みなさん、こんにちは。
今週は中学生・高校生ともにテスト習慣
ということもあって、なかなかの忙しさです。
そんな合間を縫って、ようやく

第5回 五ッ木のテスト会(以下、五ッ木)

の5科すべての問題を解きましたので
各教科における問題分析と対策について
書かせていただきます。
今回は数学について。

第4回の終了直後に問題を解いた際には
例年と比べてもそれほど難しい印象は
受けなかったのですが、平均は37点と
自分の感覚とはかなり離れた結果でした。
数学に関しては配点が大きく、ミスによる
失点も起こりやすいので、下ブレしやすい
ということもあるかもしれません。
さて、今回はどうだったでしょうか?

【大問1】
今回も出題傾向は変化なし。
通常は(4)が少し難しいというケースが多いですが
いたって「普通」の問題でした。
今回の問題であれば偏差値50を切るような方でも
全問正解できなければなりません。

【大問2】
(2)のような文字式を簡単にする問題では
学校の指導に従うと、文字を斜線で約分します。
しかし、その方法だと非常に見にくくなり
計算が苦手なコは、そこで間違うケースが
非常に多くなります。
当たり前だと思っているそのやり方、
本当は、そのコに合っていないかもしれません。
ではどうすれば良いのか?
個別指導なら、担当の先生がそのコに合った
計算方法を教えてくれるはずです。

(3)は慣れていれば計算で一瞬で出ますが
書き挙げて問題ありません。
こういう問題を確実に拾うことが大切です。

(4)は二次方程式の問題なのでしょうが
場合の数(組み合わせ)の問題とも言えます。
nCr の考え方を知っていれば、おおよその
見当がつきますね。
ちなみに、B問題入試であれば組み合わせの
考え方を使う問題で3コ以上選ぶような問題は
想定しなくてよいので nC2 の計算ぐらいは
できるようにしておくと良いでしょう。

(5)は定番とも言うべき鉄橋・トンネル問題。
しかし、少し見慣れない形式のため
少し戸惑った人も多かったかもしれません。

【大問3】
大問3は関数というのもいつも通り。
この時期、このレベルであれば(4)までは
確実に拾いたいところです。
(5)①は外心の作図方法に関する知識が必要。
それさえあれば関数としては難しくありません。
②はAとの位置関係で解く問題ですが
合同を使って解くことも可能です。
定期テストと異なり、模試や入試では
他の単元の知識も活用して解く問題も多いため
そういった力を養っていく必要があります。

【大問4】
(2)は立体の切断面に関する問題。
大昔はきちんと学習しましたが、最近では
学校ではほとんど扱っていません。
そのため、B問題では簡単なものしか出ません。
ただしC問題は別です。
C問題を受ける人は必ず対策しておきましょう。
数学C問題は空間図形で大きな差がつきます。

(3)は三平方の定理の知識がある者にとっては
難しく感じませんが、この時期の中3は建前として
三平方は未習ということになっていますから
ひし形の面積利用で正方形の1辺を出します。
似たようなケースとして30度・60度・90度の
直角三角形の1:2という比は、三平方を習う前でも
求めることが可能なため、出題されます。


以上で分析と対策に関する記事は終了です。
次回の第7回は受験者数が最も多い回ですので
志望校判定の信頼度も高い回だと言えます。
そこで結果を出すことは非常に大きな意味があります。
その一方で、第7回は問題レベルがさらに上がります。
真の実力がついていなければ、偏差値が大きく下がる
なんてことも十分に起こり得ます。
そうならないためにも、あと1か月、とにかく徹底的に
五ッ木の対策を行いましょう。
ご自身での対策が難しい場合は、ご相談ください。

教室長自ら実際に5教科すべての問題を分析し
指導に活かしている

ゴールフリーくずは教室だからこそできる対策
ゴールフリーくずは教室にしかできない対策

があります。

まずは五ッ木模試の帳票をお持ちください。
答案の分析を行い、アドバイスさせていただきます。

 

 

 

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