2023.10.20【五ッ木模試】第5回 理科 問題分析と対策

みなさん、こんにちは。今回は

第5回 五ッ木のテスト会(以下、五ッ木)

における理科の問題分析と対策について
書かせていただきます。

【大問1】
生物分野の遺伝に関する問題。
定番とも言える問題ばかりで特筆すべきことは
特にありません。
一見難しそうに見える(4)についても
きちんとQとRの遺伝子型が把握できていれば
表を書くことで正しく求めることが可能です。
この大問1を現時点で落としてしまうのは
非常にまずい状況であると言えます。
早急に復習をしましょう。


【大問2】
続いても生物分野の問題。
こちらも定番のホウセンカとトウモロコシの
断面図に関する問題が出題されています。
実テ(実力テスト)でも出されやすい問題だと
言えますので、間違えた方はこの機会に
しっかり覚えておきましょう。

大問1・2で出題されている用語の記述問題は
生物分野では頻出です。


【大問3】
(1)①に関しては、そもそも問題の意味が
よくわからないという人もいたかと思います。
ただ、そういう人の中には、問題を読んだだけで
自分には無理だと決めつけ、考えることを簡単に
諦めてしまっている人も多いと思います。
そういうことの方が、こういった問題を解けない
ということよりも根が深い大問題だと言えます。
したがって、くずは教室では、できる限り自分の
限界まで考えられるような指導をしています。
最初のうちはコーチから「それは考えていない」
と指摘されてもピンとこない人も多いですが
徐々にその言葉の意味を理解し始めます。
本当の意味で「考える」とはどういう意味なのか
子どもタチにはそれを知ってもらいたいと思います。

(3)は定番の初期微動継続時間に関する問題。
「初期微動継続時間は震源からの距離に比例する」
このことがなかなか覚えられない人がいます。
さらに「比例する時は比で解きなさい」という
指示も忘れる人が多く、地震に関する計算問題が
苦手な人は多いです。
が、決して難しい内容ではないので、出題されれば
確実に得点できるようにはしておきたい単元です。

【大問4】
社会もそうですが、用語を答えることはできても
用語を説明するとなると出来ないという人がいます。
そういう場合には、少し聞きなれない問い方を
されてしまっただけで対応出来ないこともあります。
(3)のように正しい単位を用いて説明できるように
しておくことは非常に重要です。

(4)はどちらも定番の問題ですが②は100Lという
ところがポイントですね。
理科では「かさの単位」と「体積の単位」が
一緒になって出てくることも多く、その関係を
きちんと覚えておかなくてはなりません。
ただし、高校生になってからのことを考えると
丸暗記ではなく導けるものは導くという
姿勢の方が良いかと思います。

(5)は2問とも一瞬で解けるサービス問題。
2問で30秒以内に解かなくてはいけません。
落としてしまうのは・・・論外ですよ。


【大問5】
苦手な人の多い物理分野からは電力の問題。
会話文をベースに考えていくという公立入試と
似たような傾向の問題です。
基本的には国語のように全文をしっかり読んで
解くような種類の問題ではありません。
いきなり問題に取り掛かり、必要に応じて
会話文を参考にするぐらいの方が良いでしょう。
しかし、その解き方に慣れていないと、怖くて
なかなかそんなふうには解けないと思います。
十分な演習が必要ですね。

物理分野が苦手な人は理解せぬまま丸暗記で
乗り切ろうとする傾向にあります。
まずは自分が納得できるまで考え抜きましょう。

(6)は少し問題の意味がわかりにくかったかも
しれません。
ここはしっかり会話文に目を通して考えましょう。


【大問6】
化学分野からの出題ですが、基本問題ばかりで
得点しやすかったと思います。
いずれも一度は目にしたことのある問題でしょう。
確実に得点しておきたい問題です。


【大問7】
(5)のような「未反応の物質の質量」の問題は
非常に苦手な人が多いと思います。
似たようなところでは「気体の発生」の問題や
「イオンの数」の問題などがありますね。
そういった問題ではグラフや表が与えられている
ケースが多いと思いますが、まずは
「なぜそのようなグラフ(表)になったのか?」
「どこを読み取れば良いのか?」
を理解できるようにならなくてはいけません。
そのうえで「ピッタリ結びつく比(割合)」
を考えられるようになる必要があります。
この種の問題は苦手な人にとっては慣れるまでに
相当な時間がかかります。
なるべく多くの問題を解くようにしましょう。
その際に、必ず納得できるまでこだわって考える
ということが大切です。

以上が理科の問題分析および対策となります。
以前にも書きましたが
理科は決して暗記科目なんかではありません!
もちろん、暗記するものは多いです。
しかし、暗記だけでは満足な点数は取れません。
大切なことは
いかに理解を伴った暗記ができているか?
ということです。
これは数学でも非常に大切です。

そこのお母さん!
「暗記科目なんだから自分でやるしかない」
その前提が間違っているかもしれませんよ。

 

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