2023.11.16【五ッ木模試】第6回 数学 問題分析と対策

みなさん、こんにちは。
今回は、先日行われた

第6回 五ッ木のテスト会(以下、五ッ木)

の中から数学をピックアップして
問題分析と対策について書かせていただきます。

今回の全体的な印象としては
「表面の方が難しい問題が多かった」
と思います。
一般的には裏面右側が難しいケースが多い
と思うのですが、今回は比較的簡単でした。
そのため時間の使い方が明暗を分けた形となった
と言えるかもしれません。

それでは、以下、詳細です。

【大問1】
(1)は当然ながら「工夫して計算してね」という
作問者の意図を感じる問題です。
しかし、その意図に気づくまでに時間がかかっては
意味がありません(あくまでもテストにおいては)。
瞬時に簡単な方法が浮かばなければ
そのまま計算しても問題ありません。

4問とも第6回とは思えないほど簡単でしたので
ここは1問も落としたくないところです。
1問でも「ミスをした」と思った場合、それは
「ミスではない」と認識を改める必要があります。
このレベルを間違えるのは実力不足であるという
認識を持たなくては改善は見込めません。


【大問2】
(3)定番の円錐に関する問題。
側面積を公式として覚えることは大切ではありますが
あくまでも「中心角の求め方を理解したうえで」
という前提があります。
①が空欄で②が正解といったケースは要注意です。
そういう解き方の人は伸びません。

(5)一見、戸惑うかもしれない問題。
しかし、見た目に惑わされず基本に忠実に考える
ということができるかを見ることができる問題です。
こういう問題を落とす人は、少し形を変えただけで
同じ問題と認識できない傾向があると言えます。
普段から問題の本質を見るよう指導を受けることが
大切であると言えます。

(6)これも最初の問題と同様、すぐに解き方が
浮かばなければ普通に計算してもOKです。
C問題の学校を受験する人は、こういった考え方を
覚えておく必要はあります。
何より、数字に対する感覚を良くしておくことは
非常に大切なことです。
31と17という数字から何を感じるか?
そもそも、そこに意識を向けたか?が日頃からの
問題に対する向き合い方の結果であると言えます。

(7)頻出の問題ですので、過去に解いた経験を
持っている人も多いのではないでしょうか。
ただ、この問題はあまり良問とは言えません。
すでに三平方の定理を知っている人にとっては
普通に求めることも可能であるからです。
できれば三平方を使わず解いてほしいですね。

(8)この問題ですが。
う〜ん・・・どうなんだろう???
これは高校数学の数列で出てくる問題ですね。
漸化式のところで学習しますが、はっきり言って
考え方を知らないと解けないと思います。
もしくは、実際に描いてみるかですね。
図を描いても間違えそうな気もします。


【大問3】
(3)規則性の問題。
これも見たことがある人はいるのでは?
気になってテキストを探しました。
岩手で出題された問題ですね。
普通ならn番目の話になるのですが、それはなし。
そのため、確実に取りたい問題ですね。

(4)一見、難しく見えますが、基本的には
「面積を二等分する問題」のパターンの1つ。
このレベルはB問題の人でも取れるようにしたい。
関数が苦手な人は多いですが、関数は応用でも
解法がはっきりしていますので取れます。
特に面積の二等分は取れるようにしておきましょう。


【大問4】
(2)定番の面積比の問題。
ただ、この時期だと取れる人と取れない人が
はっきり分かれますね。
特に、塾に通っていない方の場合は、学校だと
相似と面積比のあたりで習う感じでしょうか。
考え方を知っている人にとっては簡単ですね。
この問題などは過去に習ったかどうか?
に大きく左右されると思いますので、解けなかった
という場合でも直ちにダメとはなりません。
最終的には取れるようにしたい問題ですが。

以上が問題分析と対策に関する記事となります。

11月の五ッ木が大切ではありますが、数学に関しては
相似・三平方・円周角などの図形問題の理解度に
大きな差が生まれるため、これらの単元の問題
特に複数の単元から成る融合問題の出来具合は
しっかり見ておく必要があります。
ご自身で判断できない場合は塾を頼りましょう。
その際、できる限り各教科に精通した責任者のいる塾に
頼られることを強くおすすめいたします。
もちろん、くずは教室なら大丈夫です。
ぜひ、ご相談ください。

 

 

 

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