2024.01.24【令和7年度 共通テスト】数学はIIBからIIBCへ

みんさん、こんにちは。
共通テストが終わり、ここからは私大入試も本格化。
受験生の皆さんにとって、いよいよ正念場ですね。

さて、頑張っているのは高3生だけではありません。
入試まであと1年となった高2生も続々と受験勉強に
励むようになってきました。
その高2生が受験する

令和7年度 共通テスト

について。
「情報」という科目が増えるということは世間一般に
広く認知されていると思います。
しかし、数学の変更点については、意外と正しく
伝わっていないような気がします。
特に、数IIBが数IIBCになるということについて
「文系でも理系の単元が必要になる」
という思い込みをされている方も多いようです。

たしかに数Cには「式と曲線(楕円・双曲線)」や
「複素数平面」といった内容が含まれており
今までは理系選択者のみが学習していました。
ただ、現行の指導要領以前は文系も学習していたので
復活したに過ぎません。
また、ベクトルは数Bから数Cに移っただけです。

では、ここで大学入試センターが発表している
令和7年度の試作問題の配点を見てみましょう。

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やはりポイントは選択問題ですね。
特に文系の受験生は、従来であれば高2で共通テストの
出題範囲は終えることができていましたが、数学Cも
必要ということになり、完成が遅れ気味になります。
しかも、苦手な人が多いベクトルが数Cに回ったことで
ベクトルを克服できぬまま受験するという人も
増えるのではないかと思われます。

ただ、実はベクトルは「正しく学べば」得点しやすい
単元なのです。
では、この「正しく学ぶ」とはどういうことか?
ですが、今までも何度かお伝えしてきましたが

ベクトルは図形問題ではなく計算問題

だということを実感することです。
したがって、学校の先生の授業が妙に図形的な考え方を
押し付けてこられる場合は非常に危険です。
もちろん、ベクトルの問題の中にも図形的な要素は
多く含まれていることは事実です。
しかし、共テの問題、特に序盤から中盤にかけては
ほとんど計算問題なのです。
このことを実感させてくれる授業を受けられていれば
おそらくベクトルは得点源となるでしょう。

また、文系の方が私大を一般入試で受験される場合に
社会でなく数学選択というケースも多いかと思います。
その場合、来年度に関しては私大の多くが
従来通り数学BCからは数列とベクトルを出題範囲と
しています。
そういう視点からも新受験生にとって、ベクトルは
早めに完成させるべき単元と言えるでしょう。

 

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