2024.03.10【講評】京都府公立入試・中期【国語】

みなさん、こんにちは。

7日に行われた

京都府公立入試・中期

の入試問題講評。今日は国語です。


【大問1】
古文・漢文の問題。ですが
「古文・漢文」と言うほどの問題ではありません。
文章は短く、ほとんど注釈があります。
さらに考察の文章もあってサポート万全です。
現代仮名遣いや返り点の知識だけですね。
対策らしい対策はほとんどなくてもよい問題です。


【大問2】
本文中に難しい言葉がたくさん出てくるため
それだけで「わからない」となりやすい文章です。
しかし、文章を読まずとも解ける問題、つまり
漢字・文法・語句に関する問題が多いため
大意が掴めていなくても得点を稼ぐことは可能です。
また、古文と同様に問題の後半に考察の文章があり
本文の内容理解をサポートしてくれているので
それを読んで理解しやすくなった人もいるでしょう。

(2)は文法の問題ですが、実質的に単語の数だけで
答えがわかってしまう意図がよくわからない問題。
数学や英語もそうですが、京都の公立中期の問題は
そういった問題が多いですね。

(3)は大阪ではほとんど見ない問題です。
そういう意味では盲点をつかれた問題と言えますね。
完答なのが辛いところです。

(4)(6)の漢字は簡単すぎですね・・・

(7)国語に限らず、京都の問題は4択が消去法で
すぐに2択に絞られ、その2択のどこに差異があるかが
はっきりしているので解きやすいと思います。

(8)も文法問題ですが、これは簡単。
完答とはいえ、確実に取れる問題です。

(9)は語句に関する問題。
「いざなう」は中学生には少し難しいかも?
ただ「誘う」という漢字がわかれば簡単ですね。

(10)のような問題形式は慣れが必要ですね。
正解以外の内容についても、それが表している事例を
見せてあげないとイメージしにくいかもしれません。

(11)Aに入る表現に関してですが、内容的に同じ
という表現が複数あるんですよね・・・
そうなると、もはやパズルのようで、国語の問題
としてはやや不適切な気がしました。


全体的にいわゆる国語の問題、つまり読解問題
というよりも、様々な知識・能力を確認しようという
「バラエティ問題」という印象で、大阪のそれとは
かなり趣が異なります。
となると、当然、対策も変わってきますね。

国語に関する講評は以上となります。

 

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