2024.03.11【入試問題講評】大阪府公立入試・数学B

みなさん、こんにちは。

本日3月11日は大阪府公立高校入試の日でした。

早速、数学の問題を解き終えましたので
まずはB問題の問題講評を行いたいと思います。

【大問1】
例年通りの計算問題。
特筆すべきものはありませんでした。
全問正解で当然という問題です。


【大問2】
(5)は確率の問題。
C問題もそうですが、中学生の確率の問題は
とにかく「すべて書き挙げること」が基本です。
確率に苦手意識のあるコも多いですが、むしろ
書き挙げれば誰でも正解できる問題です。
早めに苦手意識は払拭してあげるべき単元ですね。

(7)は標本調査に関する考え方を問う問題。
確率の問題が出ているにも関わらず出題されたのが
少し意外でした。

(8)関数の問題。
今回、もっとも良い問題だったと思います。
ただ、B問題ということを考えると
少し「いやらしさ」を感じる問題でした。
C問題のレベルがそんなに高くないだけに
Cの座標をもとにAの座標を求めるという形の方が
問題のバランスとしては良いように思いました。
とはいえ、きちんと関数の考え方をわかっているか
ということを見るには非常に良い問題でした。


【大問3】
分類としては規則性の問題になるのでしょうが
一次関数の問題ですね。
過去にも似たような問題が出題されているので
ここは確実に拾いたい問題でした。


【大問4】
前半の(1)は相似の証明の問題。
この形の証明は定番なので確実に取りたいですね。
(2)は少し難しいかもしれません。
方針が浮べば、あとは計算だけなんですが。
良問だと思います。

後半の体積の問題は、形式的には定番ですね。
B問題の立体の堆積に関する問題は、出来・不出来が
はっきり表れる問題ですが、直接的に体積を求める
というケースはほとんどなく、比で解くものばかり。
それがわかっている人にとっては解きやすい問題
だったと思います。
ただ、目標点によっては立体の体積の問題は
最初から「捨て問題」でOKだと思います。


以上が数学Bの問題講評となります。
問題レベルとしては標準的だとは思いますが
C問題との差が小さいような気がします。
B問題のレベルを今よりも下げるのは適切ではない
と思いますので、もう少しC問題のレベルを
上げても良いような気がします。

 

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