2024.03.13【入試問題講評】大阪府公立入試・理科

みなさん、こんにちは。
今日も引き続き大阪府公立高校入試問題
問題講評をさせていただきます。
今日は理科です。

【大問1】
地学分野から岩石や地層に関する問題。
半分は用語など知識を問う問題のため
暗記の有無がそのまま点数に影響します。
ただ、残り半分は知識がなくとも意味を考えれば
解ける問題です。
しかも、それらの大半は簡単なものばかりです。
唯一、触れておくとすれば(8)ですね。

通常、この種の問題では南北・東西のどちらか一方が
傾いており、両方というケースは珍しいと思います。
BC間とCD間の距離が等しいことから、問題の意味を
正しく読み取ることができれば、通常の問題と
解き方自体はさほど変わりません。
ただ、こういう問題では対応力の差が出ますね。


【大問2】
物理分野から運動と仕事に関する問題。
苦手な人も多い内容ですが実験1は異様に簡単でした。
大サービス問題と言っても過言ではありません。
全問正解で当然といったレベルでした。

実験2も難しくはありません。
(6)①に関しては「つり合いの条件」を正しく理解
していない人がいると思います。
間違ってアを選んだ人も多いかもしれませんね。

大問2はパーフェクト解答が望まれる問題でした。


【大問3】
生物分野から遺伝に関する問題。
大半はよく見る問題で難しくありません。
注意が必要なのが(8)です。
これは、きちんとEさんとG先生のやりとりを読めば
正解できる問題ではありますが、時間の関係で
つい読み飛ばしてしまう人もいると思います。
このように大阪の理科は文章量が多く、たしかに
読まずに解けるものも多いのですが、中には解くのに
必要となることが書かれていることもあります。
時間のことを考えると同じ形式の演習の必要性は
他の教科に比べると高いように思います。


【大問4】
化学分野からイオンに関する問題。

(4)が良問ですね。
面白いところを突いていると思います。

あとはダニエル電池に関することなど
教科書や問題集でよく見る問題なので
きちんと勉強していれば間違える問題は
ほとんどなかったのではないかと思います。


以上が理科の問題講評となります。
大阪の理科の入試問題は時間との闘いとなりやすく
問題レベルも比較的難しい印象があります。
しかし、今年は非常に簡単だったと思います。
時間をかけて解くような計算問題がほとんどなく
過去に見たことのあるような問題が中心でした。
普段は時間が足らないような人でも、今年は
間に合ったのではないでしょうか。

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