2024.03.26中学英語の難化に関する真実 〜中編〜

みなさん、こんにちは。
前回の記事の続きとなります。

前回の記事で、中学生の英語の理解度に関して
以前よりも格差が広がっているということ、
並びに、その原因について少し触れました。
その記事の中で

教え方がアップデートされていない

ということを書きました。さらには

もっと根本的なところに問題がある

ということも。
今回は、そのことについて書きたいと思います。

まず、英語(文法)がわからなくなっている方には
共通する特徴が見られます。

①時制を確認する習慣がない
②動詞の判別(be動詞・一般動詞)ができていない
③動詞を2つ以上使ってはいけないことを知らない
④動詞なしの文がダメであることを知らない
⑤正しい語順を知らない

では、なぜ、このようなことが起こるのでしょう?
それは、学校できちんと教わっていないからです。
いや、実際には教わっているのかもしれません。
従って、これらが非常に大切だということを
理解させきれていないと言うべきかもしれません。

ここに公教育の大きな問題点があると思っています。
つまり

皆に教えたかどうかという事実が大切であって
  皆が理解したかどうかという結果は大切ではない

というのが現状だと思います。
そのため、一度教えたことは「全員が理解している」
という前提で授業が進んでいきます。
英語は他の科目以上に、それまでの知識を使います。
基礎の基礎でつまずいてしまっている状態で
ドンドン授業が進んでいくわけです。

さらに言うと
理解したコたちがいたとしても、実は、事前に塾で
学習していたから理解していただけかもしれない
ということが考えられます。その仮説に基づくと
学校の授業だけで理解できているコは非常に少ない
という可能性が考えられます。
となると、学校の教え方の良し悪しが評価し辛くなり
アップデートされにくい(アップデートの必要がない)
というのが実情ではないかと思います。

一方、ゴールフリーくずは教室(個別指導塾)では

教えたかどうか、それ自体に意味はなく
 理解させられて初めて教えたことに意味が生まれる

という考えのもとで指導します。
個別指導では、そのコに合わせ、理解できるまで
何度も繰り返し教えることが可能です。
学校ではそのようなことが出来ませんから
個別指導以上に教え方そのもののレベルを高める
必要があると言えます。
しかし、残念ながら、今の状況ではそのこと自体が
不可能と言わざるを得ません。
それについては後編にて書かせていただきます。

 

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