2024.04.11【教育業界】謎の言葉「教務力」 〜前編〜【通説】

みなさん、こんにちは。

今日は「教務力」という言葉について。
塾業界では、この言葉がよく飛び交います。

あの人は教務力がある。
もっと教務力をつけたい。

私にとっては、この言葉が「謎の言葉」なのです。
そもそも「教務」という言葉の意味は何なのか?
調べてみたところ、このように書かれていました。

学校や塾などにおける教育・授業に関する事務

ということは、教務力とはそれに関する力
ということになります。
だとしたら、そんな力、私は欲しくないです。
いや、欲しくないと言うと語弊がありますね。
そんなことよりも、もっと欲しい力が
この仕事を行う上では沢山あるということです。

ただ、個別指導における「教務力」とは
そういう意味で使っていないとは思います。
おそらくは

教科や学校、入試に関する知識

を指しているのではないかと思います。
たしかに、こういった知識を身につけることは
この業界に身を置く者にとって大切なことです。
しかし、それでもなお

それって、そんなに必要ですか?
もっと必要な力ってないですか?

そんなふうに思うのです。

保護者や子どもたちにとって
その塾の先生がどれだけ知識を持っていても
ある意味「関係ない」のでは?ということです。

いくら教科の知識があろうが、学校のことを
とても詳しく知っていようが、それが直ちに
成績アップや合格につながるわけではない
のだとすれば「関係ない」わけです。
極論を言えば

知識より技術
机上の空論は不要

なのかもしれません。

このことは料理の世界に喩えるとわかりやすい
と思います。

世界中の料理や食材に関する知識が豊富で
多くのレシピを知っているが技術に乏しい料理人

細かい知識はあまりないが技術は素晴らしい料理人

1人の客として考えた時、私は後者を支持します。
その方の持つ豊富な知識が料理に活かされないなら
その価値は半減すると思っています。

逆に卓越した技術があれば知識量は気になりません。
そして、実際には卓越した技術には間違いなく
知識が伴っていることを知っています。

知識があっても、成績アップや合格に繋がらないなら
やる気アップに繋がらないならそんな知識は不要。
そんなことより、もっと大切な「技術」がある。
「教務力」という「謎の言葉」を耳にするたびに
そう思っています。

では、もっと大切な「技術」とは?
後編に続きます・・・

 

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