2024.09.17正しい習慣
みなさん、こんにちは。
今年の夏、ゴールフリー初めての試みとして
お盆休み集中講座
というものを行いました。
普段は教室でコーチによる「個別指導」を受け
志望校合格を目指す中3生たちに対し
社員による集団形式の授業
を提供するという講座でした。
私も数学の講師として授業を行いました。
数学だけで言えば、3日間のべ6時間ほどの授業です。
この6時間で「何を学んでもらいたいか?」を
私なりに考えて授業に臨みました。
単元知識や解法パターンなどは、普段の授業で
コーチから教えてもらっているはずだと考え
普段の授業ではあまり意識させられていないであろう
と思われることを教えてあげたいと思いました。
大阪中の教室から生徒が来ていましたので
その多くが私の知らない生徒です。
普段、どんなコーチの、どんな授業を受けているか
知る由もありません。
しかし、一つだけ確信していたことがあります。
それは、普段の授業で
正しい習慣を身につける
ということに重きを置いた指導はされていないだろう
ということです。
これは、何もゴールフリーのコーチができていない
ということを意味するわけではありません。
集団塾の先生でも学校の先生でも、そういったことに
意識を向けさせることはできていないのです。
勉強が得意なコは、この正しい習慣が身についている
ことが多く、苦手なコはほとんど身についていません。
では、正しい習慣とは何か?ということですが
これは各教科・各単元それぞれに存在します。
今回、この講座において特に力を入れたのが
検算(たしかめ)をする
ということでした。この検算が
無意識のうちにできるようになっている状態
のことを「習慣化した」と判断します。
そして、習慣化するまでは、とにかく
「検算しなさい」「検算した?」と言い続けることが
非常に重要であるということです。
目の前の初対面のコたちに、この重要性を知ってもらう
ということを大きなテーマとして授業を行いました。
最初に彼らに伝えたことは検算を怠った時の損失です。
数学では、一つの問題をミスで落とすと芋づる式に
それ以降の問題を落とすことがあること、つまり
得点に関する損失については、よくわかっています。
しかし、ほとんどのコがわかっていないことは
「時間の損失」です。
つまり、間違えた状態で次の問題に進こと自体が
すでに時間を無駄にしているのだということに
まったく気づいていないということです。
それどころか、検算をすることを「時間のロス」
と考えてしまっているコも多いのが実情です。
授業では、まず、このことを理解してもらうための
時間を取りました。
どの生徒も、私の説明に納得してくれました。
子どもは非常に素直ですから、十分に納得できれば
それを実践しようと努力してくれます。
しばらくは「検算した?」と確認していましたが
途中からは自ら行えるようになりました。
最後に行ったアンケートに
「これからは必ず検算を行うようにします」
と書いてくれていたコもいました。
今回のお盆休み集中講座を通じて
「教える」とは「正しい習慣」を身につけさせること
でもあるのだと改めて思った次第です。
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