2025.06.21【高校数学の勉強法】 共通テスト目標8割に向けて 番外編 個別指導の選び方
みなさん、こんにちは。
高校数学の勉強法に関する記事
第4回目は、番外編として
共通テスト目標8割に向けての個別指導の選び方
について書かせていただいております。
ネットでもよく「個別指導の選び方」といった内容の
記事をよく見かけますが、良くも悪くも
「普通のこと」しか書かれていないことも多いため
少し違った視点でポイントを挙げさせていただきます。
①共テ対策用問題集の充実度
生徒が自習等で使うためにたくさん揃えているのだと
思われがちですが、それだけではありません。
教える側の勉強のためにたくさん揃えるのです。
先述のように25年から共テが変わりました。
つまり、新共テに関しては、どの先生も経験不足に
陥りやすいということです。
先生の勉強のために数多くの共テ対策問題集を
揃えている個別指導を選ぶのが良いでしょう。
②教室責任者の知識の有無
個別指導の教室責任者は先生というよりは運営者
という位置付けであることが大半です。
たとえ先生色が強くても
中学の教科知識はあっても高校は・・・
英語は教えられるけど数学は・・・
という方が多いということはよく知っています。
共テ数学の知識がないということは、実際に教える
先生の実力の見極めや指導・研修に関しては
ほぼノータッチと見て間違いないでしょう。
実際に教えなくとも、責任者として知識は必要。
知識は自己研鑽によって習得できるものです。
それをされていないということは危険である
というのが僕の見解です。
③高校生の割合が高いか?
個別指導は小中学生比率が高くなりがちです。
特に小学生の割合が高いと、騒がしくなりやすく
それを嫌って転塾して来られる方も多いです。
高校生は自分の意思で塾を選ぶ方も多いため
高校生の割合が高いということは、学習環境が
高校生に支持されていると言えるかも知れません。
④体験授業は通塾予定の曜日・時間で受講
体験で気に入った先生に担当してもらえるよう
通塾予定の曜日・時間で体験を入れてもらい
「もし、その曜日・時間で通うことになれば
体験の先生で担当してもらえるのか?」
ということを確認しておくべきでしょう。
⑤体験授業の単元指定
体験ではどの単元を教えてもらうか?
ということが非常に重要です。
苦手な単元を伝えて体験という流れが最も多い
とは思いますが、先生の力量差が出やすい単元を
選んで指定するのも良いでしょう。
以下におすすめの単元を挙げておきます。
【数I A】
・場合分けが必要な二次関数の最大最小
・絶対値記号を含む方程式・不等式
・模試レベルの確率の問題
【数IIBC】
・単位円の解説と三角不等式の問題
・群数列
・模試レベルのベクトルの問題
以上5つのポイントを押さえたうえで
個別指導を選んでみてはいかがでしょうか。