2025.12.05【五ッ木模試】第6回 国語 問題分析・講評・対策
みなさん、こんにちは。今回は
第6回 五ッ木のテスト会(以下、五ッ木)
国語の問題講評・分析・対策についての記事です。
毎年、五ッ木の国語は大阪・京都エリアの中学生や
保護者の方から
「難しかった」「どう解けばいいのか分からない」
という声が多く寄せられる教科です。
特に今回(第6回)の国語は、文章は平易である一方、
正答率を見ると
点の取り方を知っているかどうかで差が出る問題構成
という印象でした。
少し個人的な話になりますが、
僕自身、中学生の国語の問題はあまり好きではありません。
というのも、どうしても
答えを探してくる作業
になりやすく、他教科のように「解けた楽しさ」が
感じにくいからです。
ただし、これは裏を返せば、正しい解き方を身につければ
伸ばしやすい教科 だということでもあります。
・・・と前置きが長くなりましたが、以下、分析です。
【大問1】
小説の読解問題。
個人的に、こういった文章はあまり好きではありません。
正直、あまり入ってこないタイプの文章でした。
ただ、設問レベルは高くないため、解きやすかった
とは思います。ほとんどの問題が、先述の
答えを探してくる作業
といった感じでした。
そんな中、気になったのが(4)の問題。
「疑う⬜︎⬜︎のない」の⬜︎に当てはまる言葉を答える問題
でしたが、正答率がわずか19%しかありません。
最近のコは言葉を知らなさすぎる
とは感じていましたが、これほどまでとは・・・
やはり活字離れの影響は深刻なようです。
【大問2】
漢字の書き取り問題。
「セイコンが尽き果てる」 正答率21%
「フクシンの部下に裏切られる」 正答率9%
たしかに、この2問は難しいでしょうね。
特にフクシンは、それぞれの漢字は難しくなく
音自体もそのままなので、意味がわからない人が大半
であると言えるでしょう。
【大問3】
論説文の読解問題。
文章としては非常にわかりやすく、イメージしやすい
ものであったため、大意の把握は容易だったはず。
しかし、正答率を見ると最も低い35%。
読解力があっても点が取れない人がいるのは
やはり「点の取り方」を知らないのだと思います。
国語こそ、センスではなく、最も点を上げられる教科
と言う人が多いのも頷けます。
(3)は文法問題の中では最も狙われやすい品詞の一つ。
生徒に教える際には、連体詞の性質を教えたうえで
代表的なものとして
大きな・小さな・おかしな・いろんな・わが・ある
この・その・あの・どの
あたりを暗記しておくよう指導しています。
覚えてくれていれば楽勝だったはず。
(4)は問題に不慣れだと、そもそもの意味が
わからないという人もいたかもしれません。
どういったパターンがあるのかは知っておくべきですね。
(10)正答率は12%しかありません。
この問題のポイントは「出来事」と「九字で」。
「画期的なこと」と「画期的な出来事」は異なります。
この問題は「こと」と捉えると絞りづらくなりますが
「出来事」と考えると絞りやすくなるように思います。
このように、勝手に言葉を変換するクセのある人は
もう少し言葉に敏感になり、丁寧に扱える人になる
ということで得点力がアップするかもしれません。
また、他にも候補となり得る記述を探してみましたが
どんなに探しても「九字で」という条件を満たすものは
見つかりませんでした。
つまり、答えに迷うような問題ではないということ。
まさしく
答えを探してくる作業
のような問題でした。
【大問4】
古文の問題。
以前から思っていることですが
高校入試に古文の読解の問題は不要ではないかと。
そもそも、知っている古語や文法事項など
ごくわずかである中学生に対して、読解問題を与える
というのは無理があるような気がしてなりません。
注釈だらけの文章を読んで答えることに
どれだけの意味があるのだろうかと思います。
この問題も言及するようなものはありませんでした。
以上で国語の問題分析を終わります。
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