2026.03.122026年度大阪府公立入試 数学C 問題講評 〜失われた「C問題らしさ」〜
みなさん、こんにちは。昨日行われた
令和8年度 大阪府公立高等学校入学者選抜
つい先ほど、理科の問題を解いて衝撃を受けた直後
数学のC問題を解いています。
昨年、少し傾向が「良い意味で」変わった印象を受け
今年も楽しみにしながら解きました。
昨年の良い部分が踏襲されているか?
それでは、問題講評をさせていただきます。
【大問1】
(5)まではいたって普通のレベルの問題で
特に言及する必要はないでしょう。
(6)は確率の問題。
確率はどれだけ難しくなろうが「落としてはいけない問題」
に位置付けられます。
基本的に、中学生の場合の数・確率の問題に関しては
「すべて列挙すれば良い」ため落とせません。
多少の時間がかかったとしても取るべき問題です。
おそらくC問題を受けるコたちは
異なる6個から同時に2個取り出す→15通りしかない
ということが暗算で求まっているはずですから
すべて書いてもたかが知れています。
(7)はC問題の定番である整数や自然数に関する問題。
「2けたの整数」ということから、まず何をすべきか?
に関してはわかりやすいかと思います。
つまり、a・b・cそれぞれがx・yのような2つの文字で
表せるところまでは誰もが行き着くでしょう。
問題は、その次に何をすべきか?ですね。
そこが解けるかどうかの分岐点だったと思います。
そこに気づければ、あとは確認すれば良いだけ。
それほど時間もかからずに正解に辿り着ける問題です。
中学生の問題としては良問だと思います。
(8)は関数の問題。記述形式で8点と高配点です。
しかし、問題そのものは超簡単。
これはもはやB問題レベルです。
それだけに、ここを落とすと非常に痛い。
そもそも関数は確率と並び、どれだけ難しくなっても
取らなくてはいけない問題に位置付けられますので
難易度に関係なく取らなくてはいけないのですが
それにしても、です。
少し残念な気持ちになりました。
と、ここまでを振り返ると、前半(表面)は
1問たりとも落とせない問題ばかりでした。
しかも、いずれも解くのに時間を要さないものばかり。
想定より、気持ち的にも時間的にも余裕を持って
後半に臨めたのではないかと思います。
【大問2】
(1)②三角形の相似の証明問題。
証明なので複数の解答があるかもしれませんが
やはり正解例と同様に「同一円周上にある」ということを
利用して証明するのが最もスマートでしょう。
ただ、意外と自分で気付けない(利用できない)性質
であることは間違いありません。
特に証明での利用は難しいように思います。
この性質の利用に気づけば一瞬で解ける問題なだけに
得意な人は、さらに時間が確保できたことでしょう。
(2)①直前に相似の証明の出題がある場合
それを使って求めるのは数学においては王道パターン。
そのことがわかっていれば難なく求まるでしょう。
(2)②やや難しいかと思います。
少なくともここまででは最も難しい。
この図の中には相似な図形の組が非常にたくさんあるため
どこに目を向ければ良いかがわかりにくいかと思います。
自分の解き方がベストかどうか、まだわかりません。
もっとスマートな解き方があるのかも。
何人かのコーチに解いてもらって確認しようと思います。
【大問3】
(1)②難しい問題です。
あまり見たことのない問題なのではないかと思います。
平面図形として抜き出して(切り取って)図を描く習慣が
きちんとついていれば気付きやすいのですが。
また、点Iの位置が特定されていないのに答えが求まる
ということの意味を考えると気づきやすかったかも。
今回、最も良問であったと思います。
(1)③空間図形における平行線と比を使った考え方は
B問題も含め定番の考え方です。
(2)①これは簡単。すばやく確実に拾いたい問題。
(2)②C問題としては定番の立体の体積を求める問題。
立体の切り分け方は難しいものではなく、必要な長さも
ほぼ求まっていることから、体積の問題としては
比較的易しい問題だったと思います。
【総評】
昨年と比較すると易化したように思います。
今回の問題の中で難しい問題を挙げるとすれば
3(1)② と 2(2)②の2問かと。
昨年は良問も多く
「C問題がC問題らしくなった」と感じましたが、
今年は少し元に戻ってしまったような印象です。
高度な知識を必要とせず「考え方」次第で解ける問題
C問題であれば、そういった良問を多くしてもらいたい。
そう願っています。
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