2026.03.202026年度大阪府公立入試 英語B 問題講評 〜学力二極化が生んだ"大問1の異例の易化"〜
みなさん、こんにちは。昨日は
令和8年度 大阪府公立高等学校入学者選抜
の合格発表が行われました。
生徒の点数を確認しますと、やはり予想どおり
理科の点数が軒並み高得点となっていました。
おそらく満点の人も多かっただろうと思いますので
来年は一気に難化に向かう可能性もありますね。
さて、今回は英語Bの問題講評となります。
なお、英語Cの講評に関しては、英検2級取得による
裏ルートがもはや正規ルートのようになっているため
割愛させていただきます。
ただ、入試制度変更に伴い、みなし得点の割合が
低下することにより、C問題対策が必要になることは
ほぼ間違いありません。
C問題のレベルを考えると、さすがに英検2級取得による
8割の読み替えは「やりすぎ」感がありましたので
この見直しには賛成です。
では、以下、問題講評となります。
【大問1】
ここ数年では、最も「言及すべき内容のない」問題
という印象でした。
「大阪のB問題って、こんなレベルだったっけ?」
と正直、かなり驚きと戸惑いを感じながら解きました。
この1ヶ月間、現行の入試制度以降の過去問は全て解説し
その難易度はリアルに感じています。
それらの問題と比較すると、あまりにも簡単だった
というのが正直なところ。
通常、難易度の調整は選択肢問題ではなく記述問題にて
おこなうのが作問上は簡単かと思います。
今回、その記述問題があまりにも簡単すぎました。
たとえば(5)の問題。
せめて主語が3人称単数であればと思います。
また(4)についても「ひとつづきの英語6語」となると
迷いようがありません。
せめて直前に6語のフレーズを置いておくとか
その部分を和訳させるなどの方法もあったかと思います。
整序問題の(8)は語数が少なすぎ。
これでは間違いようもありません。
あまりにも簡単すぎた大問1ですが、あくまでも
大問1単体で見た時の評価です。
大問2が少し難しければバランスが取れている
と言える可能性もありますね。
では、続いて大問2を見ていきます。
【大問2】
大問1とは打って変わって、やや難しかった印象。
うまく大問1とのバランスが取れたと言えます。
大問1を短時間で解き終えることができていれば
時間的にはかなりの余裕を持って解くことができたはず。
文章そのものは、中学生にとっては少し読みづらい
という気がします。
その一因として挙げられるのが、単語・イディオムです。
大阪府は事前に必要な単語を公表しているとはいえ
instead of 〜
on the other hand
not only A but also B
wisdom
などは、中学生にとっては少し難しいと思います。
これらは、問題を解くうえで知らないと困るような
「カギ」を担っているわけではありませんので
わからなかったら読み飛ばしても問題ない
と考える人も多いと思います。
たしかに、その通りではあります。
しかし、それは「大人の発想」であるとも言えます。
入試本番で1つでもわからない単語が出てくると
子どもたちにとっては大きなストレスとなります。
そうならぬよう、普段から単語・イディオムを増やす
ということをさせつつ「読み飛ばしても大丈夫」という
感覚を身につけさせることも指導上、大切なことです。
では、ここからは気になった問題を取り上げていきます。
(3)は3語の部分英作ですが、3語は簡単すぎます。
完全な英作文としての出題でも良かったように思います。
(4)は定番の文の並べ替えに関する問題。
過去問などを使って対策をしていますと、苦手なコが
意外と多いことに気付かされます。
普段からあまり指示語などに意識が向いていないコは
そういったところで判断ができないのです。
最も対策が必要な問題パターンの一つだと言えます。
(7)の整序問題も少なすぎて間違いようがありません。
なぜか今回は語数の少ない問題ばかりのような気が。
(9)は2問ともB問題としては良問だと思います。
①は Yes , he was. と解答した人も多そうに思います。
こういった間違いは非常に多く、文構造を無視して
うまく単語を繋ぎ合わせて意味を把握しているタイプは
間違えやすいと言えます。
そのため、普段から文構造をきちんと見抜けているかを
しっかろチェックし、指導しています。
②は本文中の文を引用すれば良いことには
すぐに気づくことができるでしょう。
しかし、丸々その文を書いたのでは間違いとなります。
これも非常に多い間違いです。
高度な知識を必要とせず、それでいてきちんと考えないと
間違うようなこういった問題は良問だと思います。
【大問3】
①B問題の英作文としては、レベル・語数ともに
最適であると思います。
難しい単語はなく、それでいて間違えやすいポイントを
複数含んでいるのが良いと思います。
【総評】
チャレンジテストの結果などでも明らかなように
英語に関しては他の教科と比較して、かなり
学力の二極化
が進んでいるように思われます。
それを考慮してのことなのかと思うほど
大問1があまりにも簡単すぎたため、驚きました。
ただ、大問2と3でうまくまとめてきた印象です。
大問1のおかげで、普段は時間が足らなくなる人も
比較的余裕を持って解答できたのではないでしょうか。
例年、部分英作文などは、もう少しよく練られた問題が
出されている印象ですので、そういった点については
少し残念な気がしました。
くずは教室の生徒の得点を見てみますと、やはり
僕の感覚どおり「簡単だった」ようです。
ただ、その一方で、指導や対策に間違いがなかった
という確信のようなものも得られました。
来年度に向けても、今まで通り自信を持って
指導・対策をおこなっていきたいと思います。
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