New第4回五ッ木模試 理科 問題講評">

2026.09.17New第4回五ッ木模試 理科 問題講評

数学・英語に続き、今回は

第4回 五ッ木模試 理科

の問題講評をさせていただきます。

例年、五ッ木の理科・社会は英語・数学と比較すると
標準的な問題が中心となっており、さほど難しい問題
というものは出題されていません。
そのため、現在の力を把握するにはちょうど良い
のではないかと思います。
今回のテストでも、11月の実力テストに向けて
苦手な分野・苦手な単元というものがはっきりわかった
のではないでしょうか。


【大問1】
生物分野から細胞に関する問題。

普通。ごく普通。至って普通。
つまり、言及するような、したくなるような問題は
一つもないということです。
別の言い方をすれば、ここで落とすのは明らかな
勉強不足と言わざるを得ないということです。
普通に勉強していれば取れる問題ばかりですので。


【大問2】
同じく生物分野から血液に関する問題。

(5)までは普通の問題が続きますが(6)で一変。
②は普通の計算問題で、国語力があれば解けます。
計算は必要ですが、数学というほどでもなく算数レベル。
理科の知識はほぼゼロでも解ける問題。

ただ、①に関しては理科の知識が必要。
動脈・静脈と動脈血・静脈血の違いは、この単元の知識
としては必須事項ですから、そこの理解度の確認も
できる問題と言えます。

この問題を見ると「理科は暗記教科」という分類は
かなり乱暴であるのがわかりますね。
生物分野ですら、こういった計算が必要なのですから。


【大問3】
地学分野から湿度に関する問題。

「お盆休み集中講座 スタフェス」

のオリジナル教材においてとりあげた単元でした。
特に(2)と(7)は正解していてほしい問題でした。

さて、今回、言及すべき問題は(4)と(5)です。
(4)は、これに関する直接的知識の有無を問うている
というわけではないということです。

あ⃝に関しては、湿球の方が温度が低い(下がる)
ということがわかっているのであれば、当然
熱を吸収することがわかります。
打ち水なんかがイメージできれば、それでもわかりますね。
また、表 I を見れば、湿度が低いほど示度の差が大きい
ということが読み取れるはずですから、 い⃝がわかる。
つまり、大切なことは

暗記していなくともわかる問題がある

ということで、これからも「理科は暗記教科」ではない
と気づくことができます。

(5)に関しては、正解・不正解がどうこうではなく
(4)との関連で見ていく必要があるということです。
(4)で選んだ答えとの整合性が取れているか?
そこを見ておくと、そのコが論理的に考えたかどうか
というところが見えてくる可能性もあります。


【大問4】
物理分野から電力・熱量に関する問題。

こちらもスタフェスの教材でとりあげました。
(3)までは確実に得点したいところ。

(4)は難しくありませんが、こういった問題に不慣れな
人も多いかと思います。
通常よく出てくる問題とは逆の道を辿って解くような
問題になると、対応できない人は多くなります。

(5)水の量は120gのままなので難しくはありませんが
意味が理解できていないと解けないでしょうね。
やはり暗記だけでは限界があります。

(6)はやや思考力が必要ですが、難しくはありません。
それでも解けない人は多いでしょう。

大問4は問題パターンとしてはベタな部類に入りますが
この単元における理解度を測るには非常に良い問題
であると言えます。


【大問5】
物理分野から凸レンズに関する問題。

夏期講習で強化した単元です。
特に(5)は全員正解、のはず。
ピンポイントで注意しているからねぇ・・・

全体的には非常によくある問題で、誰もが一度は解いた
経験があるベタ中のベタな問題です。
言及すべきは(4)でしょうか。

(4)は少しイジワルな問題で、一般的には
イやウのように逆の関係になるのですが、この問題は
「常にいえること」となっています。
つまり、物体を近づけすぎると実像ができない
(スクリーンに像が映らない)のでイは不正解になる。
と、たしかにそうなんですが、ちょっとね。
まぁ正解を1つ選ぶ問題ですから、イかウで消す理由を
考えるとが思いますけれども。


【大問6】
化学分野から物質の状態変化に関する問題。

(1)はまさしく「状態変化」という用語そのものを
答える問題なのですが、意外と盲点かもしれません。
書けていない人も多そう。

(4)(5)は密度に関連する計算問題ですが
どちらも難しくはありません。

あまり言及するべき問題がありませんでした。


【大問7】
化学分野から化学反応に関する問題。

スタフェスで特に力を入れて教えたのが

未反応のものがある化学反応

に関する計算でした。
(5)の②がまさしくその問題。

生徒の大半は「過不足なく反応」した場合には
計算で求めることはできます。
比を使って解けることは誰もが知っています。
しかし、未反応のものがある場合は
一気に正答率が下がります。
学校ではあまり演習を行わないからでしょう。

この問題、まずは「未反応のものがある」という
そのこと自体を理解させるところからがスタートです。
それをショートカットして教えても無駄です。
また、理解できたように見えて、答えが逆になる
といったコも意外と多いです。
できるようになるまで、かなり迷走しやすい問題です。


以上が理科の問題講評となります。
理科や社会はB問題・C問題のようにテストの難易度が
わかれていないため、五ッ木の問題も標準的なものが
大半を占めています。
したがって、冒頭でも述べましたが
現時点での本当の実力や実テに向けての課題や弱点を
見極めるのに適していると思います。
必ず解き直しをしておくべきかと思います。

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