2025.06.01【高1必見】文系?理系?迷ったときに読む進路選択のポイント
高1生向け:文系・理系の選び方ガイド
高校1年生の皆さん、学校生活には少しずつ慣れてきましたか?
1年生の後半から意識し始めるのが「文系・理系の選択」です。これは2年生からの授業科目や、将来の進路に大きく影響する重要な分かれ道です。
この記事では、文系・理系の違い、それぞれの特徴、選び方のポイントなどをわかりやすく解説します。
■ 文系と理系、どう違うの?
多くの高校では、高校1年生の秋ごろに文理選択が行われ、2年生の4月からは文系・理系それぞれのコースに分かれて授業がスタートします。
そのため、遅くとも1年生の夏~秋には、自分の希望や適性についてしっかり考えておく必要があります。
文系は、国語・地理歴史・公民・英語・文系数学といった科目を中心になります。進学先としては、法学部・経済学部・文学部・教育学部・外国語学部などがあります。
理系は、数学・理科(物理・化学・生物など)・英語といった科目が中心になります。進学先としては、医学部・薬学部・工学部・理学部・農学部・情報学部などが代表的です。
■ どうやって選ぶ?ポイントはこの3つ
① 「好き・得意」だけで決めない
「文系の教科の方が好きだから文系」「数学が得意だから理系」といった決め方は、表面的には分かりやすく見えますが、実は少し危険です。
たとえば、数学や化学が苦手でも、将来の夢が医療や工学系に関係しているなら、理系を選ぶ必要があるかもしれません。逆に、数学が得意でも法律や国際関係に関心が強い場合は文系の道が向いている可能性もあります。
短期的な得意・不得意ではなく、「将来どうなりたいか」「何を学びたいか」を軸に考えることが重要です。
② 将来の夢・進路から逆算する
まだ将来やりたいことが決まっていなくても、「医療に関わる仕事をしてみたい」「プログラミングを学びたい」といった方向性があるなら、それに合う系統を調べてみましょう。大学の学部や学科情報を見ると、どちらを選ぶべきかヒントになります。
③ 興味のある分野・学びたい内容
将来の職業は変わる可能性もありますが、今「学んでみたい」と思える内容を選ぶことも大切です。勉強は長期戦なので、興味が持てるかどうかは意外と重要なポイントです。
■ よくある誤解や注意点
「理系=難しい」「文系=楽そう」といったイメージは誤解です。どちらにもそれぞれの難しさがあり、大学入試の難度も一概には比較できません。
「とりあえず文系でいいや」は後悔のもと。特に理系に進むには、数学や理科の基礎が必要なので、早めに準備しておくことが大切です。
文転(理系→文系)はしやすいですが、理転(文系→理系)は難しい場合が多いため、可能性があるなら理系を視野に入れるのも一つの考え方です。
進路の選択は「今の自分」と「これからの自分」の両方に目を向けて考えることが大切です。
ゴールフリー千里山教室では、定期テストの対策だけでなく、進路相談や文理選択に関するご相談も随時受け付けています。ぜひ一度、気軽にご相談ください。
☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*
ゴールフリー千里山教室
TEL:06-6155-8263