2025.06.22コーチ研修会を実施しました
こんにちは、ゴールフリー千里山教室、教室長の段です。
ゴールフリーでは、コーチ(講師)を対象とした研修会を年に3回実施しています。
研修の内容は主に、新しい教育の動向を知る、子どもたちへの関わり方や教え方のコツを学ぶ、テストや入試問題の分析など様々です。
それだけでなく、コーチたちが社会に出て必要なことを扱うこともあります。
6月21日(土)に今年度第1回目の研修会を実施いたしました。
今回は、子どもたちへの勉強の教え方を振り返り、自分の指導を見直すことで、授業力の向上につなげる研修を行いました。
初めに、アイスブレイクとして「ブラインド・ドローイング」というゲームを行いました。
ブラインドドローイングは2人1組で行うゲームで、1人がお題の絵を見て口頭で説明し、もう1人はそれを聞いて絵を描きます。相手に伝わるように的確に説明する能力が試されるゲームです。
実際にやってみると、「そこに」「ちょっと」「大きめに」といったあいまいな表現が誤解を生むこともあります。
自分では伝えたつもりでもうまく伝わっていないこともあり、"言葉で正確に伝えること"の難しさを実感してもらいました。
普段の授業においても、子どもたちに伝わりやすい言葉を選んでいるか、意識を向ける大切さを再確認するきっかけになったと思います。
その後は、中学生レベルの授業を想定した模擬授業(授業ロープレ)を実施しました。
今回のロープレでは、ただ教えるだけでなく、「どのような言葉を使えば伝わりやすいか」「理解が追いつかない子どもにどう寄り添うか」といった視点を持って取り組んでもらいました。
また、具体的な例を交えながら説明する際に、子どもたちにとってイメージしやすい例になっているか、という点も意識するよう伝えました。
実際のロープレを終えた後は、自分の授業を振り返る「自己採点」を行ってもらいました。
コーチたちは、それぞれの視点で自分の授業を評価し、「思っていたより伝わっていなかったかもしれない」「もっとわかりやすくできたかもしれない」といった声もあがり、普段の授業のあり方を見つめ直す良い機会となったようです。
特に、"わかりやすく教える"ということがどれほど奥深く、相手の立場に立って考える必要があるかを改めて実感したコーチも多く、研修を通じて授業の質について真剣に考えるきっかけとなりました。
ゴールフリーでは子どもたちの成長を考えたコーチたちがいます。
勉強についての悩みごとやつまずきがある方、「もっと成長したい!」という思いをお持ちの方は、一人ひとりの成長に寄り添うコーチの授業をぜひ一度体験してみてください!