2025.10.29キミのやり方、合ってる?スマホ・音楽・友達との勉強を見直して「効率アップ」しよう

こんにちは。ゴールフリー千里山教室です。ホームページをご覧いただきありがとうございます。

中学生や高校生の皆さん、特に受験生の皆さんは、勉強の難易度が上がり、量も増えて大変だと感じていませんか?

定期テスト対策はもちろん、高校受験や大学受験に向けた模試の復習など、やるべきことは山積みですよね。

「勉強時間を確保しているつもりなのに、思うように成績が伸びない」「わかってはいるけど、ついスマホを触ってしまう」...そんなジレンマを抱えている中高生は少なくありません。

今回は、個別指導塾の視点から、限られた時間で成果を最大化するための「学習環境」と「スマホとの向き合い方」について、具体的な戦略をお伝えします。

学習効率は「環境」が大事

「自分は意志が弱いから集中できないんだ」と思い込んでいませんか?実は、集中力は「意志」の問題ではなく「環境」の問題であることがほとんどです。

人間の脳は、場所と行動を関連付けて記憶する性質があります。例えば、ベッドが「リラックスして寝る場所」であるように、キミの勉強机は「集中して思考する場所」として脳に認識されているでしょうか?

もし机の上が、普段からスマホで動画を見たり、ゲームをしたり、趣味の道具で溢れていると、脳は「ここは遊ぶ場所」と判断し、学習モードへの切り替えがスムーズにいきません。

まずは、勉強机の上をリセットし、「勉強道具以外は何も置かない」状態を作ってみてください。塾の自習室が集中できるのは、そこが「勉強するしかない環境」だからです。その環境を、自宅でも再現することが第一歩です。

スマホは「敵」ではなく「管理対象」

中高生の皆さんにとって、スマホは情報収集や友人との連絡に欠かせないツールです。しかし、勉強においては最大の"集中力阻害要因"であることも事実です。

「ちょっとだけ」のつもりが、気づけば1時間...。その間に失った集中力を取り戻すには、さらに時間がかかります。

最も効果的なのは、やはり「物理的な隔離」です。勉強中はリビングに預ける、カバンに入れて別の部屋に置く。あるいは、特定のアプリをロックする機能(スクリーンタイムなど)を使うのも手です。

重要なのは、「意志の力で我慢する」のではなく、「触れない仕組みを作る」こと。通知は必ずオフにしてください。視界に入る(通知が光る)だけで、キミの貴重な「集中力」というリソースは削られていきます。

「音楽を聴きながらの勉強」は脳を疲れさせる

「音楽がないと逆に集中できない」という人もいますが、特に「歌詞のある曲」は要注意です。

キミが問題を解こうとしている時や、英単語や社会の用語、古文の単語などを暗記しようとしている時、脳は同時に「歌詞」という別の言語情報も処理しようとします。これは、脳のワーキングメモリ(作業領域)を無駄遣いしている状態です。

単純な計算や漢字練習ならまだしも、「思考」や「暗記」を伴う学習において、マルチタスクは効率を著しく低下させます。

本気でテストや受験で結果を出したいなら、静かな環境で学習内容と向き合う時間が必要です。どうしても無音が苦手なら、歌詞のないクラシックや、集中力を高めるとされる環境音(カフェの雑音など)を、ごく小さな音量で使う程度に留めましょう。

「スキマ時間」を制する者が勉強を制す

中学生も高校生も、学校生活や部活動で忙しく、まとまった勉強時間を確保するのは大変ですよね。しかし、勉強は「机に座っている時間」の長さだけで決まるわけではありません。

暗記科目は、むしろ「短時間×高頻度」の反復が効果的です。

通学の電車内、休み時間、お風呂、寝る前の10分間。こうした「スキマ時間」こそ、単語帳や一問一答アプリが活躍するゴールデンタイムです。

「机では数学の応用問題や英語長文など、深い思考が必要な勉強」「スキマ時間では英単語や理科・社会の暗記」といったように、場所と内容を使い分ける(メリハリをつける)戦略が、効率化の鍵となります。

「友達との勉強」は目的を明確に

テスト前や受験期に友達と集まって勉強することもあるでしょう。これには明確なメリットとデメリットが存在します。

デメリットは、言うまでもなく「おしゃべり」に流されてしまうこと。また、自分より進んでいる友人を見て焦ったり、逆に進んでいない友人に合わせて非効率になったりすることです。友達の動向が気になって集中できないという人は、友達との勉強はやめましょう。デメリットしかありません。

メリットを最大化するには、目的を明確にすること。

ある程度、自分一人で基礎を固めた後で「お互いに問題を出し合う」「わからない部分をピンポイントで教え合う」という使い方なら、非常に有益です。

まだ何も理解していない段階で集まるのは、「勉強したフリ」で終わる可能性が高いので避けましょう。

まとめ:学習効率は「仕組み」で改善できる

学年が上がるにつれ、特に受験勉強や高校での勉強は、一夜漬けでは通用しなくなってきます。大切なのは、根性論ではなく、自分が最も集中できる「環境」と「仕組み」を戦略的に作ることです。

スマホとの距離感、時間の使い方、場所の使い分け。これらを見直すだけで、同じ勉強時間でも成果は大きく変わってきます。

ゴールフリーでは、1対2の個別指導を通じて、高校受験や大学受験に向けた学習計画はもちろん、こうした一人ひとりに合った「効率的な学習方法」や「学習環境の整え方」までサポートします。

勉強のやり方に悩んでいる方は、ぜひ一度、無料学習相談・体験授業にお越しください。キミ専用の学習戦略を一緒に考えます。

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