2025.09.09高校受験対策!理科・社会 効率的な復習法







2学期が始まり、いよいよ高校受験に向けて本格的な勉強が始まりますが、「何から手をつければいいんだろう」「これまで全然復習できていないな」と、復習の仕方に悩んでいる君へ。

今回は、部活で忙しくてなかなか復習ができていなかった皆さんでも、最短で成果を出すための勉強法をお伝えします。

ステップ1:全体像をつかむ「ざっくり復習」

まずは、詳細な暗記に入る前に、単元ごとの全体像をつかみましょう。理科も社会も、教科書参考書をパラパラとめくることから始めます。

  • 社会(地理・歴史・公民):教科書の太字や、年表・地図・グラフをざっと確認しましょう。流れを意識することで、バラバラだった知識がつながります。
  • 理科(物理・化学・生物・地学):教科書の図やグラフ、そして実験の手順と結果に特に注目してください。現象や法則の理解が最も大切です。
  • ★ポイント
      時間をかけすぎない
    目的は「あ~こんなのあったなあ」を感じることです。20分を目安に素早く読もう!
      必ず単元ごとに行う
    ありがちなミスとして「今日は何ページまでやる」といった問題集と同じように取り組んでしまうことです。単元の流れやまとまりを掴むことが大切なので、必ず単元ごとに取り組みましょう。

ステップ2:問題演習で「弱点発見」

全体像をつかんだら、すぐに問題集に取り組みましょう。インプットした知識をアウトプットすることで、自分の苦手な単元や、知識の抜けを発見できます。

  1. 基本レベルの問題集を1単元ずつ解く:いきなり難しい問題に挑戦する必要はありません。基本が定着しているかを確認しましょう。
  2. 間違えた問題に印をつける:解けなかった問題や、自信がない問題には、必ず印をつけておきましょう。これがあなたの「弱点リスト」です。
  3. 解説を読み込み、理解を深める:答え合わせをして、間違えた問題はなぜ間違えたのか、解説をしっかり読みましょう。「なぜ?」を理解することが、本当の学力になります。

ステップ3:弱点を「徹底克服」

ステップ2で見つけた弱点に絞って、集中的に復習します。

  • 印をつけた問題に再挑戦:時間を置いて、印をつけた問題だけをもう一度解いてみましょう。正解できたら、その弱点は克服できた証拠です。
  • 教科書に戻る:もし再度間違えてしまったら、問題集の解説だけでなく、もう一度教科書に戻って該当箇所を読み直してください。


効率アップのポイント

短期間で成果を出すためには、以下の点を意識して勉強を進めましょう。

  • スケジュールを立てる:週単位で「今週は歴史の〇〇時代と、理科の〇〇単元をやる!」と具体的に計画を立てましょう。
  • アウトプットを意識:ただ読むだけでなく、声に出して説明したり、ノートにまとめたりする作業は、記憶の定着に非常に効果的です。
  • 睡眠時間を確保:記憶は寝ている間に整理されます。徹夜するよりも、しっかりと睡眠時間を確保する方が、学習効果は高まります。

理科と社会は、努力が点数に直結しやすい教科です。この勉強法を実践して、自信を持って入試本番に臨んでください。個別指導塾の教室長として、皆さんの頑張りを応援しています!

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