2025.09.13【高校生向け】多様化する大学入試の仕組みを徹底解説!







1. 昨今の大学入試はこう変わっている!

高校生の皆さん、こんにちは!ゴールフリー新田辺教室です。

「大学受験」と聞くと、どのようなイメージを浮かべますか?

近年は、「知識・技能」だけでなく、「思考力・判断力・表現力」や「主体性・多様性・協働性」といった総合的な力が評価される傾向が強まっています。

この変化に対応するため、入試方式も多岐にわたるようになってきました。自分に合った入試方式を見つけ、戦略的に受験対策を進めることが、合格への近道になります。

大学受験 受験方式別割合.png
  

特に、私立大学ではこの変化は顕著であり、年内思考が強くなってきています。いまや一般選抜での入学者より推薦入試で入学した生徒数の方が多くなっています。


2. 知っておきたい!主要な入試方式の紹介

ここでは、代表的な入試方式を受験時期順にいくつかご紹介します。

◆ 総合型選抜(旧:AO入試)

  

出願:9月、入試日:10月~11月ごろ

総合型選抜は学力だけでなく、あなたの個性や意欲、これまでの経験などを総合的に評価する入試方式です。大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)に合致しているかどうかが重視されます。

  • 小論文や面接、プレゼンテーション
  • 活動実績報告書(部活動、ボランティアなど)
  • 志望理由書

これらの提出書類や試験を通して、あなたの学びに対する意欲や将来の目標が評価されます。



◆ 学校推薦型選抜(旧:推薦入試)

  

出願:11月初旬、入試日:11月~12月ごろ

高校からの推薦を受けて出願する入試方式です。大きく分けて2つの種類があります。

  • 指定校推薦:大学が指定した特定の高校の生徒のみが出願できる方式。校内選考を通過すれば、合格の可能性が非常に高いです。校内選考では、
      ・学内の成績+模試の結果
      ・学内の成績
    などで判断されるケースが多く、高校によって評価方法が違います。1年生の校内模試から評価に入る学校も少なくないので、指定校推薦を目指す場合は必ず把握しておきましょう。
  • 公募推薦:大学の出願条件を満たしていれば、どの高校の生徒でも出願できる方式。面接や小論文、学力試験などが課されることもあります。出願条件には、高校での成績以外にも外部模試の成績を必要とする大学もあります。

高校での成績(評定平均値)が非常に重要になります。高校受験のように3年生から頑張ればなんとかなるというものではなく、過ごし方によっては取り返しのつかないことになります。日々の授業、定期考査を大切にすることが、この方式の合格につながります。

 

また、総合型選抜、学校推薦型選抜では調査書というものが必要とされることが多いです。

調査書_page-0001.jpg
  • 各教科・科目等の学習の記録: 高校3年間の各教科・科目の成績(5段階評価)と修得単位数が記入されます 。
  • 各教科の学習成績の状況: 教科ごとに、履修科目の成績を合計し、科目数で割った数値が記入されます 。大学によっては特定の教科の成績を重視することもあります 。
  • 全体の学習成績の状況: 高校3年間の全教科・科目の成績の合計を、すべての科目数で割った数値(評定平均値)が記入されます 。多くの大学がこの数値を基準に出願条件を定めています 。
  • 総合的な探究の時間の記録: 探究活動の内容や、その取り組みの中で得られた成果などが記載されます 。
  • 特別活動の記録: ホームルーム活動、生徒会活動、学校行事など、学校内での活動の記録が記載されます 。学級委員や生徒会役員、部活動の部長などのまとめ役は一般的に高く評価されます 。
  • 指導上参考となる諸事項: 受験生の性格などの人物的な特徴や、取得した資格・検定、コンテストや大会での成績、ボランティア活動など、特筆すべき事項が記載されます 。
    出欠の記録: 高校3年間の授業日数や欠席日数などが記載されます 。正当な理由のない欠席は不利になる場合があります 。
 

◆ 一般選抜(旧:一般入試)

ほぼすべての大学で実施されている、最もスタンダードな入試方式です。

  • 共通テスト利用方式
  • 個別試験方式
  • 共通テストと個別試験を併用する方式

学力試験の成績が主な評価対象となります。教科の学習をしっかり積み重ねることが重要です。また、受験する大学によって必要科目が異なります。国語の古典や数学の数学Ⅲが必要かどうかには特に注意が必要です。

【ポイント】

どの入試方式を選ぶにしても楽な入試は存在しません。まずは自分の得意なこと、興味のあること、将来やりたいことをじっくり考えてみましょう。それが、最適な入試方式を見つける第一歩です。早い段階から、複数の入試方式を視野に入れておくことが大切です。

3. ゴールフリーがあなたの受験を徹底サポートします!

総合型選抜・指定校推薦を目指すなら!

    

「5教科まるごとコース」

総合型選抜・指定校推薦で合格を勝ち取るには、学校の成績が不可欠です。このコースでは、演習の必要性が特に高い英語と数学を個別指導で授業し、暗記が必要な理科・社会や国語の古典を分かりやすい映像授業で定期テストに特化した学習を行います。また、月に一度のカウンセリングで映像授業の進捗確認や目標を再設定していくので、初めての方でも安心して進められます。

【2025年度】高校生5教科まるごとコース案内チラシ (2)_page-0001.jpg

コースの特徴

    予習・復習の徹底サイクル
    学校の授業内容を事前に学習し、学校の授業をより深く理解できるようにします。さらに、定期テスト前には出題範囲の復習も行い、テスト対策を万全にします 。
    個人の予定に併せて受講サイクルを決められる
    部活動などの課外活動に併せて受講サイクルを変えられることで無理なく予習を続けられます。

小論文対策には!

    

「総合型・学校推薦型選抜対策講座」

総合型・学校推薦型選抜では、小論文や志望理由書の出来が合否を左右します。この講座では、作文の基礎から分野別の小論文の書き方までを徹底的に指導します。映像授業で学習し、添削答案が返却されることで、自分の改善ポイントを知ることができます。

総合型・学校推薦型選抜対策講座_page-0001.jpg総合型・学校推薦型選抜対策講座_page-0002.jpg

講座の特徴

    志望理由書 書き方講座
    「志望理由書とは何か」から、自己とビジョンを語る方法、そして志望理由書を完成させるまでを学びます。実際に提出する志望理由書は、最大2回まで添削します。
    小論文ベーシック講座
    小論文の型や手順を学び、ワンランク上の小論文を書くために必要なことを学びます。
    分野別小論文講座
    人文科学系、社会科学系、看護医療系など、志望学部・学科でよく出題されるテーマを中心に、論理的で読ませる小論文の書き方を学びます 。

この講座を受講した生徒からは、
     「志望理由書を書くことで大学で何をしたいのかが再確認できた」
     「入試で似たようなパターンの解答があり、受講してよかった」
      といった声が届いています。

公募推薦・一般選抜対策には!

    

「大学入試カスタムコース」

公募推薦・一般選抜では、基礎学力・応用力が必要になります。このコースでは、個別指導と映像授業の併用で公募推薦・共通テスト・一般入試へ向けた学習を行います。また、月に一度のカウンセリングで映像授業の進捗確認や目標を再設定していくので、初めての方でも安心して進められます。

【2025年度】大学入試カスタムコース案内チラシ_page-0001.jpg

コースの特徴

    5教科・9科目いつでも見放題
    受験に必要な科目は全て見放題!個人の携帯端末でも視聴が可能なので自宅や学校でも勉強できます。
    個別授業で2次対策もバッチリ
    より応用力が試される2次試験に向けては個別授業で丁寧に指導します。


ゴールフリーは、個別指導だからこそできる、きめ細やかなサポートで、あなたの第一志望校合格を全力で応援します。まずは、お気軽に教室までご相談ください。

※本記事は一般的な大学入試の傾向をまとめたものです。最新の情報は必ず各大学の公式ウェブサイトでご確認ください。

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