2023.05.27関数を克服する方法について
◆関数◆
1 関数の構造
中3 □二次 関数□
中2 □□一次 関数□□
中1 □□□関数の基礎□□□
小学生 □□ともなって変わる数□□
□□□□□□計 算□□□□□□□
2 小学生の関数
小学生の段階ではともなってかわる数があるという認識を持たせるまでの学習になっています。
●ともなって変わる数、量・・・・・(例:時間の経過とろうそくの長さ)
(正比例と反比例)
3 中1の関数
(1)関数の基礎知識・・・表、グラフ(座標軸、座標平面がわかっていること)、一般式
(2)代数的扱いをすることが多い
●「yはx-1に反比例しxに比例する x=2のとき、yは3、yをxで表せ」など
4 中2の1次関数
(1)未知数が2つあることで難しくなる → y=ax +b
○「y=ax+b」
(2)式の求め方の分類 座標2つ
問題形式 〃1つ+条件1つ
〃0 +条件2つ
(3)1次関数が学習しにくい理由
(1)積み重ねが重要な分野である(小学生と中1の内容ができていないと難しい)
(2)一般式に未知数が2つある
(3)時期として中2でやるのが難しい
(4)1次関数の対策
(1)中1までの範囲をしっかり復習する
(2)中2の段階では捨てる。ただし、計算力をアップさせることと、テスト対策ではその基礎を学習させることが大切
5 中3の2次関数
2次関数は1次関数に比べて未知数が1つになるので、中1の比例、反比例に内容が近くなり、比較的取り組みやすいと言えます。ただし、2次関数を学習する前には、1次関数の復習が不可欠であると誤解されていることが多いのですが、構造上は、1次関数と2次関数は別なものなので、関数の基礎である比例・反比例を復習することの方が大切です。2次関数が終わってから、1次関数を学習した方がよいケースがあります。
○難度の高いもの→変化の割合(高校数学への根回し)