2023.06.06二宮尊徳から学ぶ

二宮尊徳の「遠い将来を考えて行動する人は、裕福になり、短期的に考える人は、貧しくなる」という名言がある。

遠くをはかる者は富み
近くをはかる者は貧す
それ遠くをはかる者は百年のために杉苗を植う
まして春まきて
秋実る物においてをや
ゆえに富有なり

近くをはかる者は
春植えて秋実る物をも
尚遠しとして植えず
唯眼前の利に迷うて
まかずして取り
植えずして刈り取る事のみ
眼につく
故に貧窮す

意味は、、

将来を考える人は、
百年のために杉の苗を植える。
もちろん、秋実るものを考えて春、種をまく。
だから豊かになるのだ。

しかし、近くのことばかり考える人は、
春植えて秋に実るなど遅すぎる。
目の前の利益に迷って、
何も植えようとしないで刈り取るばかりだ。
だから貧しくなるのだ


現在のお子さんたちに伝えるメッセージとして、スマホなどのゲームなどの身近な誘惑に惑わされて「近くをはかる者」になることなく、自分の将来を考える「遠くをはかる」人間になってもらいたいということなのでしょう。
学生の時期はあっという間に終わります。社会人の生活の方が長いので、今のうちにしっかりと学習して、自分で考えて、自分で決めて、自分で行動できる人間になってもらいたいですね。

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