2024.11.30勉強の仕方 ~ノートテイキング~

最近、これから入塾を、という方との面談で多いのが、
「うちの子、勉強の仕方があまりわかってないと思うんですよね」
というトピックです。

勉強の仕方。
テスト・結果を伸ばす上で大切な要素です。
特にその中でも大事なのが、「ノートテイキング(ノートの書き方)」です。

●理由1 ノートを使う場面が多い
ノートって、どんな場面で使いますか?使いましたか?

塾の授業の中だけでなく、学校の授業、自習でのノートまとめなど様々な場面で使います。社会に出ても役立ちます。
それだけに、ノートテイキングがしっかりしていることは、それぞれの時間における学習効果の向上につながります。

●理由2 学習メリットが多い・大きい
ノートを書くことのメリットってなんだと思いますか?

情報を記録できる(記録・保存)
情報を整理できる(思考)
記憶を確認できる(チェック)
記憶を定着できる(練習) 

つまり、学習の量の面でも質の面でもノートテイキングは重要であり、
学習効果 = 学習の量 × 学習の質
と考えると、どちらにもノートテイキングが効果的であることこそ、
「ノートテイキングが学習効果において重要」だということを裏付けます。


と、ここまでは理屈を並べただけで、
「で、どうすればいいの?」
という想いが聞こえてきそうです。

一言でいうと、
『パッと見て考え方や解き方がわかる書き方をする』
です。

いやいやそれじゃ全然イメージわかん、とツッコみが入りそうですので、具体的には以下のような感じです。
(初回の新人コーチ研修の資料より)
タイトルなし.png

ただ、経験上、実際は 言うは易しするは難し ということも実感しており、
よりよいノートテイキング、よりよい勉強の仕方は、
知るだけでなく、何度も意識をして実践し、「こうした方がいいよ」と指摘を受けるのを繰り返すことで、徐々に身についていくものだと考えています。

広い視点で見れば、一生付き合うことになる「ノートテイキング」、ぜひ意識・実践していってください。

参考
 中山宏美'廃瀬等『中学生の学習方略に関する研究 ーノートの活用からの検討一』
 『コーネル式ノート』

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