2026.06.27講師育成で大切にしていること

教育への想いを別の記事で述べました。

そこでも少し書いたのですが、
想いだけでは現実は変わらない。

私が初めて配属した先の上長に言われたこと。
「腕が悪いけど優しい外科医 と 腕はいいけど嫌味な外科医 あなただったらどちらを選ぶ?」
想いは大切。だけど、その想いを実現する力や方法がないと、ただの空論になる。

だから、授業を大切にしています。
生徒全員の成長をデザインすることが私のメインの仕事であるため、
生徒への授業の多くは、大学生を中心とする講師(コーチ)が担います。

そのため、講師の成長が生徒の成長を担っていると信じています。
今回は、採用初期の研修を例に挙げます。


まず最初、映像を通して弊社の理念や教育のポイント、メイン教材の特徴、注意事項などを学び、
先輩講師の授業を見学し、実際の授業を知り、気づき・学びをアウトプットしてもらいます。
その上で、先輩コーチを生徒と見立て、2:1での模擬授業を実施してもらいます。
その模擬授業は、授業デビューまでの合否も兼ねています。
合格するまでデビューできません。残念ながら1発合格する講師はごくわずか。

合格の観点は、「わかる授業」であることです。
そうでなければ怖くて授業を任せられません。
当たり前といえば当たり前ですが、それを実現するためには総合的な力が要ります。


最もベースとなるものは、「イメージする力」
初見の単元を教えるときにこれを言ったら伝わるだろうか?
どんな言葉かけをしたら考えを想起させることができるだろうか?
これは、講師の「センス」にあたるものだと考えています。

「想像しながら授業を考えてみて。
その際に板書(書いて見せるもの)や説明や発問も、実際に書いたりつぶやいたりしながら考えてみて。
そして、その生徒がわかるかどうかを想像しながら再構成してみて」
と事前に教材とともに伝えて、模擬授業に臨んでもらいます。

1発合格する講師は、かなりセンスがよく、かつ、しっかりした授業準備をした者だけです。
多くの場合は、教える上で大切なポイントをきちんと伝えていきます。
センスを磨いていく感覚です。


教える上で大切になるのは、「発問力」と「相手を観察すること」


教え込むのではなく、初見の知識も生徒に気づかせるような「発問力」
例えば過去形。
「過去にあったことを表現するのが過去形。今までは今とかふだん起こっていることを表現してたから現在形っていうねんけど、
例えば「私は窓を開けます。」だったら英語だとどうなる?」
「I open the window.」
「そうそう。これが現在形ってやつね。過去形になるとこうなる。
 I opened the window.
見比べてみて何が違う?」
「openにedがついた」
「そうそう。それだけで過去の出来事だよーっていうニュアンスがついてくる。これが過去形の基本ね!」

発問を通して「自ら気づく」きっかけをつくる。
「考えて自ら気づく」ことで学びを楽しませることができますし、
能動的な取り組みとなるので、記憶に残りますし本質的な理解につながります。


わかったかどうかをちゃんと生徒を「観(み)て察する」。それができて初めて一方的でない生徒に合わせた双方向型の授業ができます。
表情をみてたら理解してるかどうか、わかったりするものです。
「じゃあ、ちょっと戻って、これだったらいけそう?ちょっと解いてみよか。」

最初の模擬授業では、教えることに集中して問題用紙にばかり視線がいってしまうコーチが少なくありません。
「目を観て察して」。
ちなみにこれは、模擬授業前にあらかじめ言わず、模擬授業のフィードバック(振り返り)時に言って、がーんと自身で気づいてもらいます。


想いだけでは現実は変わらない。
塾選びの際は、「どのように講師を育ててるのか」を聞くと、その塾の実際が見えるかもしれません。


教育への想いもぜひご覧ください。
勉強の仕方などのその他の記事は、こちらもご参照ください。


☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆

ご質問・ご要望等お気軽にご連絡ください!お待ちしております!

ゴールフリー上本町教室
担当者:岩田
受付時間:14:00-22:00
TEL:06-6763-5115

#個別指導 #体験授業 #自習室 #テスト対策 #塾代助成 #上本町 #谷町九丁目 #勉強の仕方

PAGE
TOP