2025.07.16個別指導を選ぶワケ
「うちの子、集団塾に通ってるのに全然成績が上がらないんです。」
そうご相談いただくことが、私たちには少なくありません。
そのたびにお話を伺ってみると、次のような"あるある"に当てはまっているケースがほとんどです。
今回はそんな "あるある" から個別指導が選ばれる理由についてお話していきたいと思います。
① 授業のスピードが早すぎてついていけない
ここでのポイントは 本人にあった進め方・レベルではない ということです。
集団塾は「平均以上のスピード」で授業が進むことが前提です。
クラスの中で理解が遅れている生徒がいても、その子に合わせて授業を止めることはできません。
その結果、最初でつまずいてしまうと、あとは置いていかれるばかり。
すると、子どもは以下のように変化していきます。
授業の内容が分からなくなる
→ 話が分からず黒板を写すだけになる
→ 親や先生の前では理解したフリをするようになる
→ すなわち "見せかけの理解" が定着してしまう
→「わからない自分」に慣れてしまい、自分は勉強が苦手だと 間違った思い込みに陥る
→ 無意識に「どうせ自分はできないし」という思い込み『学習性無力感』に陥る
→ 勉強への苦手意識が強くなり、距離を取りたがる
→ 本来は解ける問題も読む前から諦めるようになる
個別指導なら、生徒の理解度に合わせて進めることができます。
「今さらこんなこと聞けない...」という気持ちも必要ありません。
必要なところから、必要なだけ取り戻せます。
② 質問できない・しにくい雰囲気がある
国語や英語の文章読解をなんとなくで読んでいる子に見られます。
集団の前で「わかりません」と言える子は、実はごく一部です。
ほとんどの子は、わからないことを「わからない」と言えず、そのままにしてしまいます。
2年生から入塾した子を指導していると、実際にこのようなミスをする子がいます。
① -5 + 3 = -2
② -5 + 6 = -1
① は正解です。しかし、②は不正解です。
なぜこのようなミスをしてしまうのでしょうか?
実は ②で間違えたのは「- と + の計算は - になる」と 勘違いしたまま だからです。
正しくは「- と + の かけ算やわり算 は - になる」です。
1年生の指導をしているとみなさん必ず疑問に感じ質問してくれるところです。
しかし、その質問をできずなんとなくのままにしていた子は後から発覚します。
個別指導では、先生との距離が近く、いつでも質問できる環境があります。
もし質問が苦手な子でも、問題の答え方から先生が察することができます。
小さな疑問でもその場で解決できることが、積み重なった学力差を埋めていく第一歩です。
③ 宿題が多いだけで、やりっぱなしになっている
これは宿題を終わらせる "作業" をしただけで、中身を理解したつもりになった子に多いです。
「こんなに宿題が出てるのに、なんで成績が上がらないんだろう?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
実は「量」だけあっても、「何を、どうやって」やるか によっては効果は出ません。
基本的に宿題の出し方は 問題を解いてくる宿題 です。
しかし、適度な量でないと、ただ 宿題を終わらせるために解く作業 になってしまいます。
大抵の子は作業が終わればやりっぱなしですが、仮に丸付けや見直しをしても、やはり形だけになり学習効果は薄くなります。
そして最も重要なのは、
この作業をがんばって取り組む子 がいることです。
しかしテストの点数は伸びないため、「がんばっても無駄なんだ」だと感じてしまいます。
親としては頑張ったことを褒めてあげたいところですが、つい点数に目がいってしまうことも......。
ゴールフリーでは、宿題の取り組み方や解説の仕方まで変えている子がいます。
実際に「お母さんにこの問題の解説をしてみて」といったように、
生徒の頑張りや理解度を実感してもらえるような宿題 を出している子もいます。
個別指導では、生徒ごとの学習状況を見たうえで、内容・量ともに調整します。
「できる宿題」と「意味のある復習」に絞って、やった分だけ身につくように設計していきます。
④ 誰もつまずきに気づかない
間違った問題を 放置したままにする子 に見られます。
集団塾では、何十人の生徒がいるなかで、すべての子のつまずきに気づくのは困難です。
たとえノートを見ていても、普段の小さなつまずきまでは拾いきれません。
しかし、つまずくということは「何かが分かっていない、覚えられていない、理解が浅いまま」ということです。
その分かっていないことや、浅い理解のままでは解きなおしをしても間違えたままです。
誰にも気づかれないし、どうすべきかが分からない ので放置することが慢性化してしまいます。
個別指導では、1対1または少人数の中で、先生がつきっきりで見ていきます(ゴールフリーは1対2です)
そのため、ちょっとした表情の曇りや手の止まり方、途中式の書き方ひとつで、「あ、ここの解説が必要だな」とわかります。
理解を深めたい場合には、先生が解説をした後に、生徒自身に解説をしてもらうこともあります。
これは文部科学省が学習指導要領にて、これからの子供たちに必要としている「対話的な学び」「深い学び」に繋がります。
このようにつまづきに気づくことで、適切な対応を取ることができるのです。
成績が伸びないのは、「やる気のせい」ではありません
「うちの子はやる気がないから」「もうちょっと頑張れば...」
そう思ってしまうのも無理はありません。
ですが、本当にそうでしょうか?
やる気は、できるようになって初めて芽生えるものです。
「わからないまま先に進む」
「質問もできない」
「やっても意味がない宿題」
「誰にも見てもらえていない」
そんな状況で、前向きになれる子は、むしろ奇跡です。
個別指導にする理由。
それは、成績が伸びない"本当の原因"に、一つ一つきちんと向き合える仕組みがあるからです。
お子さまの「本当の力」を引き出すなら、今の学び方を見直すことから始めてみませんか?
ゴールフリーでは現在夏のキャンペーンを実施しています。
7/31(木)までの入会で
・入会金 [14,300円] が無料
・授業4回分無料クーポンの進呈
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ゴールフリー山田教室
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