2025.09.21点数より大事なのは、テスト後に何をするか 前編
こんにちは♪
ゴールフリー枚方教室です。
テストが返却されたとき、多くのご家庭では、
「何点取れたの?」
という会話が最初に出てくるのではないでしょうか?
実際、教室でも生徒のテストが返却されると、
点数は必ずヒアリングしています。
点数は、それまでの学習の積み重ねが
「どれだけ形になったか」を映す鏡です。
コツコツ取り組んだ努力が点数として表れたとき、
生徒は大きな達成感を得られます。
一方で、点数が思うように伸びなかった場合も、
その数字は次に取り組むべき課題を示す
「道しるべ」となります。
つまり、点数には
「努力を評価する役割」と「課題を教える役割」
の二つがあるのです。
もちろん、良い点数を取ることは
大きな自信につながりますし、
結果を出すこと自体も大切です。
しかし、それ以上に大切なのは、
「その後に何をするか」 なのです。
テストが返却されると、
多くの生徒は点数だけを見て終わってしまいます。
90点なら「やった!」と喜んで終わり、
30点なら「ショック...」と落ち込んで終わります。
しかし、その先にあるはずの
「どこを間違えたのか」「なぜ間違えたのか」
を確認しない生徒がとても多いのです。
本当に学力を伸ばすためには、
間違いと向き合うこと が欠かせません。
一口に「間違い」といっても種類があります。
① 全く理解できない(解説を聞いても理解できない)
② 解答や解説を見れば理解できる
③ 理解していたのにケアレスミスをした
この3つの中で、一見すると
①が一番深刻に見えるかもしれません。
「全く理解できない」というのは、
確かに大きな課題です。
でも実は、一番タチが悪いのは②です。
「解答や解説を見れば理解できる」というのは、
問題演習中や授業中の違和感を放置してしまい、
結局「分かったつもり」で終わってしまうからです。
実際、以前の記事で『「分かったつもり」という病』
というテーマを取り上げました。
https://www.goalfree.co.jp/classroom/gf_hirakata/new/2025/09190000.html
「分かったつもり」を放置することは、
学力の成長を止める最大の落とし穴です。
本当に大切なのは、
テストで間違えたその瞬間をどう扱うか。
間違いを「失敗」ととらえるか、
それとも「成長のチャンス」として活かすかで、
その後の伸びは大きく変わります。
後編では、「間違いを宝物に変える」
という考え方についてお伝えします。
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ゴールフリー枚方教室
教室長: 十山和也
開校時間:火~金曜日 14:30~22:00
土曜日 12:30~20:30
