2026.04.25模擬授業研修はなぜ難しいのか?③ 〜「できたつもり」と再現性の壁 〜
みなさん、こんにちは。
過去2回にわたり「模擬授業研修の難しさ」について
記事を書かせていただきました。そちらでは
①効果的な研修が確立していない。 ※記事はこちら
②研修講師の技量に影響される。 ※記事はこちら
ということを難しさの要因として挙げました。
ただ、これら2つをクリアしても問題が残ります。
それは、研修の効果や再現性が
受講者(新規採用講師)の応用力に委ねられる
という点です。
くずは教室では、一般の個別指導塾で行われている
模擬授業研修よりも、長時間にわたって
様々なテーマで研修を行なっていると自負しています。
しかし、全ての学年の全ての単元を網羅した研修は
行えていないのが実情です。
いや、むしろ大半の単元はノータッチになっています。
したがって、研修で学んだことをどう活かすか?
ということは受講者のセンスや技量次第となっている
と言わざるを得ません。
こうした「研修で理解したこと」と
「実際の授業で再現できること」の間には、
大きなギャップが存在します。
いわゆる「できたつもり」になってしまう状態です。
生徒の「わかったつもり」と同じ状態ですね。
もちろん、それを前提とした研修内容になっており
様々な場面で応用のきく汎用性の高いスキルを
研修では教えていきますが、それで全てがカバーできる
というわけではありません。
じゃあ、すべての単元を教えれば良いじゃないか。
なぜ、すべての単元を教えないのか。
との声が聞こえてきそうですが、それは時間的にも
コスト的にも非現実的であると言わざるを得ません。
そのような制限のある中で、可能な限り多くのことを
学んでもらうよう工夫するしかありません。
その工夫のひとつが「板書ノート」の作成です。
くずは教室の研修では、事前に必ず「板書ノート」を
作成してもらってから研修に臨んでもらっています。
「板書ノート」とは、簡単に申し上げると
学校の先生が黒板に書く解説のようなもの。
それをベースに、個別指導ならではの
個々の状況に応じ、細かい配慮のなされた解説書を
作ることを基本としています。※サンプル↓

つまり、「その場でできる」だけでなく
「次の授業でも再現できる」状態を作るための
仕組みとして位置付けています。
この研修スタイルの良いところは、予習段階で
自分の限界まで考え抜いた解説を考えることにあります。
使用テキストにも簡単な解説はありますが
それらは完全に無視して、自分が良いと思う教え方を
一から考えさせることで
教えることに関する思考力
が育まれるようになります。
さらに、完成した「板書ノート」はスキャンしたり
タブレットに保存したりすることでデジタル化し
その単元の解説時に実際に使用したりもします。
そして、実際の授業を通じて感じたことを
反映させることでブラッシュアップを図ったり
優れた「板書ノート」は教室内でシェアすることで
再現性を高めるようにしています。
また、教えるのが非常に難しい単元に関しては
いわゆる「完コピ」をさせることもあります。
その元となっている教え方は、僕が長年にわたり
実践してきた教え方そのものであり、その品質は
今までの結果が示しています。
それを完全に再現できるまで研修を行います。
このように、研修で「理解する」だけでなく、
それを「再現できる」状態にまで落とし込まなければ、
実際の授業で活かすことはできません。
模擬授業研修が難しい理由の一つは、
この「できたつもり」が生まれやすい構造にあります。
だからこそ、くずは教室では
再現性を高めるための仕組みづくりにも
力を入れています。
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