卒業生の声

卒業生の声(2020年度)

ここに来てよかった、そう思わせてくれる学校(2020年度卒業生 奥村 嘉乃さん)

私は、2年生の1月からゴールフリー高等学院に転校しました。

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以前の高校で勉強と部活の両立が徐々に難しくなり、忙しい毎日の生活に心と身体の両方が疲れ切っていたため、度々休むようになりました。次第に休む頻度が増えると、次に学校に行くときには、より多くのエネルギーが必要になり、さらに休むようになりました。

必死で勉強をして受かった高校に行けなくなっていることは、応援してくれた人や過去の自分を裏切るようでとても辛かったです。

部活では、吹奏楽部の幹部職という大切な役割を任されていて、責任を伴う立場でした。行かないといけないのに行くことができない。あの時の私は、精神的にとても追い込まれていたことを今も覚えています。

しかし、単位や出席日数、自分の心や身体のことを思うと、やはり転学を考えざるを得ない状況でした。

そこで、たくさん選択肢がある中からゴールフリー高等学院に通うことを決めました。

私は大学進学を希望していたので、同じような進路を目指している人が多くいるゴールフリー高等学院では、落ち着いて勉強することができました。

また、自分の行きたいときに行くことができる通学スタイルだったことや、自由な時間が増えたことは、教室の拘束感が苦手だった私には、とても合っていました。

学校生活では、先生方にたくさん助けられました。

塾に通っていなかったので、受験勉強の進め方がわからなかったけれど、ゴールフリー高等学院で志望校に合わせた参考書を選んでいただけ、勉強の方向性がずれそうなときには調整していただくことができ、合格までの道を示していただけました。

勉強でわからないところがあれば、授業や自習のための教室に行くと、いつも1対1で分かるまで丁寧に解説していただいたことは、とてもありがたかったです。

私は京都女子大学を第一志望にし、勉強に励んでいました。

秋の公募推薦入試から受験できるすべての試験に挑戦したのですが、結果はことごとく不合格でした。

一般入試の中期日程が終わった後もどこの大学にも受かっていない状況だったので、このままどこの大学にも決まらないのではないかと落ち込み、先が見えない不安が私に襲いかかってきました。

しかし、先生に相談をしに行くと、不安な気持ちを受け止めていただくことができました。また、これからどうしたらいいかアドバイスしていただき、私の中の沈んでいた気持ちが変わりました。

まだ終わったわけではないから、全力であがこう。そんな風に思えるようになり、先生方の言葉で、心が一気に軽くなったような気がしました。

最後のチャンスである後期まで、合格したい一心で、ベストを尽くせるよう勉強しました。

試験当日を迎え、最後のチャンスだった後期試験も手ごたえは全くなく、また落ちているだろうと思いましたが、結果は合格。最後の最後まで踏ん張ったおかげか、無事に第一志望の京都女子大学の合格を手にすることができました。

いつもそばで支えてくださった方々や、声をかけてくださった言葉がどれだけ大切で、ありがたかったか、合格したことで強く実感しました。

ゴールフリー高等学院は、ここに来てよかった、そう思わせてくれる学校です。

何よりも1人ひとりの生徒を大切にし、真摯に向き合ってくださります。

辛くても心の拠り所がある、居場所がある、そんなあたたかい空間です。

大学生活を送るにあたって、ここでの経験を活かし、周りの人への感謝を忘れず、楽しい学生生活を送りたいと思います。着実に、自分の信じた道を進んでいきます。

今まで本当にありがとうございました。

家族や先生の支えで第一志望校に合格(2020年度卒業生 林 桃香さん)

私は2年生の夏、友達との関係がうまくいかなくなったことがきっかけで学校に行きづらくなりました。

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精神的にもつらくなり、徐々にどこか違う環境に変わってやり直したいという気持ちが膨らみ、通信制高校を探し始めました。

通信制高校の合同説明会に参加し、様々な学校の説明を聞かせてもらった中で、ゴールフリー高等学院なら卒業だけではなく大学進学も目指せることを知りました。当時から私には高校を卒業して大学に進学したいという思いがあったので、ゴールフリー高等学院が私に合っていると感じ、10月に転入を決めました。

実際に通ってみると、全日制の高校とは違い、自分のペースで通うことができるところは学校に行きづらくなっていた私にはとても合っていました。

新しい環境での生活でしたが、先生方が親身になってサポートしてくださったことで不安も少しずつ解消され、慣れていきました。

しかし、慣れてくるにつれて、ついつい自分に甘えてしまい勉強もほとんどせずに、ゲームに熱中し、生活リズムも乱れてしまいました。

2年生の3月、三者面談があったことをきっかけに進学について真剣に考え始めました。私は以前から外国に興味があり、進学して英語をより深く学びたいと思っていたので、英語系の学科がある大学を探して、オープンキャンパスに行き、志望校を決めました。

私はもともと勉強する習慣がほとんどなかったので、受験勉強を始めて最初の頃は計画を立ててもうまくいかず、思い通りに進めることができませんでした。

ようやく本格的に受験勉強を始めることができたのは、3年生の10月ごろでした。周りの人よりもはるかにスタートが遅れてしまったので、不安しかありませんでした。

また、勉強し始めてからも、今年はコロナウイルスの影響で模試を受ける機会が大幅に減ってしまったこともあり、今の学力がどのくらいなのか、どのくらい伸びているのかをほとんど実感できなかったので、その中で続けていくことがつらかったです。

それでも最後まで頑張ることができたのは、周りの人たちの支えがあったからだと思います。

家族はどんなときも「勉強しなさい」と言わず、あたたかく見守ってくれました。

先生方は、自信がなく何度も諦めそうになってしまった私に、いつも前向きな言葉をかけてくださりました。

家族にも先生方にも、本当に感謝しかありません。

そして、第一志望の京都産業大学の結果発表の日、「合格」の文字を見たときの喜びや、家族の嬉しそうな表情はこれからも忘れることはないと思います。

ゴールフリー高等学院に入学して本当に良かったと思っています。本当にありがとうございました。

私を変えてくれた新しい居場所(2020年度卒業生 Y.Aさん)

高校2年生の夏休みが終わってから、私は学校に行けなくなりました。

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2年生のクラス替えで仲が良かった人たちと別のクラスになり、過去にいじめられていたトラウマと、一人になった不安から、「またいじめられるかもしれない。」という思いがでてきてしまったからです。

学校に行っていない間は、親への申し訳なさでいっぱいでした。学校をやめたいとは言い出せず、文化祭をきっかけに少しずつ学校に戻って欲しいという親の想いにこたえようとしました。

しかし、文化祭が終わってからは親に学校に行けと言われることがなくなり、代わりに通信制高校の見学に行こうと言われました。

なぜ親の考えが変わったのか、不思議に思って聞いてみたところ、一緒に文化祭に来ていた双子の姉が私のクラスの出し物を見てこう言ったらしいのです。 

「うちもこのクラスいやや。」

その一言で、親は気持ちが変わり、すぐに通信制高校の情報をかき集めたそうです。

それから私は何校か見学に行き、その中からゴールフリー高等学院を選びました。

最初はなじめるか不安でしたが、先生も先輩も優しく接してくれたので、友達も無事にでき、人と会話が出来るようにもなりました。勉強も集中できて、先生も色々なことをサポートしてくれました。受験のときにも、まわりの人が支えてくれました。

転入当初、私は音楽をやりたいと思っていましたが、自分にできるのかという不安からなかなか進路の希望が定まりませんでした。

しかし、先生と面談で話し合ったり、友達にも相談したりして音楽は独学で学ぼうと決め、大学ではもともと気になっていた心理学を学ぶことにしました。

以前の自分なら一人で悩み、「本当にこれでいいのだろうか。」と自問自答を続けるだけでしたが、まわりの人に相談することで納得のいく答えを見つけることができました。

この学校に来て、私は色々な面で変わることができました。

好きとまではいきませんが、自分のことを「嫌い」だと思わなくなりました。

いつか昔の自分に胸を張って「幸せだ。」と言えるように、これからの人生を歩もうと思います。

自分らしく過ごせた時間(2020年度卒業生 H.Kさん)

私は高校1年生の秋にゴールフリー高等学院に転入しました。

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以前の学校にいたときの私は、学校での生活が日に日に辛くなっていました。人見知りでなかなかクラスに馴染むことができず、高校では絶対に変わる!と決意して思い描いていた高校生活に、少しも近づけていない自分に嫌気が差していました。

学校に行くのが嫌だなと思う気持ちが徐々に強くなり、夏休み明け始業式の次の日からついに私は学校に行くことができなくなりました。1ヶ月以上休み続け、これからについて考える気力も全然なかったけれど、両親や先生に支えられ少しずつ前を向き始めることができました。 

そして通信制高校の説明会に参加し、沢山の高校のパンフレットを貰いました。それでも通信制の高校に通うということに大きな不安と抵抗がありました。

そんな時にゴールフリー高等学院を見つけました。大学進学を目標にしているという看板を目にし、この学校ならきちんと自分の将来を見つけられるかもしれないと思いました。また、ちょうど京都キャンパスが秋から開校するということでタイミングがぴったりなことにびっくりしたと同時に、縁のようなものを感じました。

新しくできる京都キャンパスが私の自宅から通いやすい距離にあるという点も大きく影響し、私は数ある通信制高校の中から選択肢を1つに絞ることにしました。実際に足を運んで説明を受け、ゴールフリー高等学院に転入することを決めました。

自分で決断したとはいえ、まさか自分が通信制高校に通うことになるなんて少し前までは考えもしていなかったので“普通の学校”とは違う場所に行くということが少し悲しくて悔しい気持ちがありました。

ですが、今ではこの学校に通えてよかったと心から思っています。

それは、とても優しく温かい環境のおかげです。

この学校では自分のペースで無理なく通うことができるので、少しずつ友達ができるようになりました。沢山の個性を持った友達と関わることができてとても良い経験ができたと思います。

そして何より、学校に行くと毎朝明るくおはよう!と言ってくださる先生に本当に支えられました。
月に一度ある面談では、進路について沢山のことを丁寧に教えてくださり、また学校生活についても私の話を聞いてくださり、その都度、抱えている不安を取り除くことができました。このような細かく丁寧なご指導によりしっかり今の自分と向き合い、そして将来について考えることができました。

最大の目標であった大学受験。最後の最後まで迷い、なかなか勉強に向かうことができませんでした。

頑張らなければと思うのに一日の計画を立てるだけで実行し切れない日々が続き、嫌になることもありました。そんな私に、どんな時も先生は前向きな言葉をかけてくださり、やるべきことを一緒に考えてくださったので、毎日出来る最大限をやり切るということができるようになりました。

受験というものに不安ばかり抱いていて苦しい日々を過ごしていた私は周りの方々に支えられ助けられ、最後には自分の力で第一希望の大学合格という大きなものを掴み取ることができました。

それまでの大変なことや苦しかった日々を一瞬で忘れてしまうくらい嬉しかったです。何より合格を伝えたときに先生や一緒に結果発表を見ていた家族がとても喜んでおめでとうと言ってくれたことが一番嬉しかったです。

このように大きな目標を達成できたことは人生で初めての経験だったので、強い自信に繋がりました。

卒業して改めて、この学校に転入する前の悲しかったり悔しかったりした気持ちが嘘のように、今では自分の選択が正しかったと胸を張って言えます。

通信制高校に通うということは、何もおかしいことではなく、逃げでもなく、立派なことだと私はこの学校を通して学びました。少しの勇気でこんなにも大きく人生を明るく前向きなものに変えることができたのだから。

ゴールフリー高等学院は本当に沢山の経験と思い出をくれました。それらを胸に私は自分で掴み取った新たな場所へ一歩を踏み出します。

これからも私らしく。今までどんな時も側で支え続けてくれた人達に恩返しをするためにそして自分のためにこれからの人生を楽しく過ごしたいと思います。

転校したからこそできた、成長と合格(2020年度卒業生 M.Mさん)

私は2年生の春にゴールフリー高等学院に転入しました。

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転入してから、全日制高校に行っていたときと比べて私の中で1番大きく変わったことは自分のペースで通うことができるということでした。

これは、通信制高校ならではの良い点だと思いますが、転入してからの私はその良さに甘えてしまっていた部分がありました。スクーリングや提出物は期限ぎりぎりになって焦って取り組むことが多く、先生方にもたくさん迷惑をかけてしまいました。

そのような中でしたが、毎月の校外学習は楽しく、色々な場所に連れて行っていただけたので、家に籠りがちになっていた私にとっては外出の機会にもなりました。

転入してきて初めは誰も友達がいない状態でしたが、校外学習では先輩がわからないことを教えてくれ、班のメンバーを引っ張って話しやすい雰囲気を作ってくれたおかげで、他の同級生や下級生とも打ち解けることができ、安心しました。

話してみると同じように色々な理由があって通信制高校に来ることになった人たちばかりだったので心が通うことも多く、学年を問わず友達を作ることができました。友達ができたことがきっかけになり、次第に登校する頻度も増えていきました。学校で会って話せる相手が増えたことで、気持ちも明るくなりました。

2年生の後半から、受験生だった3年生の友達や校内に置いてあったパンフレットを見て、大学受験のことを考えるようになりました。

私の年から大学入試が変わることなど不安もありましたが、先生が新しい入試方式について詳しく教えてくださり、三者面談では常に親身になって質問に答えてくださったので、落ち着いて大学のことを考えることができました。

オープンキャンパスにもたくさん参加でき、日程を気にせず興味を持った学校に行くことができたのは通信制高校ならではのメリットだと思います。

ただ、その頃の私はまだ大学に対しての意識が低く、漠然とした希望だけがありました。「通訳になりたいかな・・・」「語学系かな・・・」全て何となく思う程度でした。
3年生になってもすぐにはその意識が変わることはありませんでした。内心焦る気持ちはあるものの、なかなか行動に移すことができず、親にはたくさん心配をかけ、先生にも本当に来年度の進学を目指したいと思っているのかどうか何度も聞かれました。

本格的に受験勉強に取り掛かることができたのは、11月ごろでした。

なかなか本腰を入れられない中で、受験前最後の三者面談があり、そのときに先生に言われたことがとても印象に残っています。

「人柄がどれだけ良くても、課題が期限に間に合わなかったら社会では通用しない」ということです。

高校生になってから課題を期日までに提出できないことが多々あり、そのこともあって前に行っていた学校でついていけなくなってしまったにも拘らず、転入してからも同じことを繰り返し、大学受験にも間に合わなくなってきている。

そのときの自分にはあまりにも刺さる言葉でした。

そのとき先生が教えてくださったことは、社会で働く立場になったら仕事には必ず期日があるということ、期日までに任された仕事をできなければ自分への信頼を失ってしまうこと、そういったことがあるとどんなに良い人であっても徐々に仕事を任せてもらえなくなり、活躍のチャンスを逃してしまうということでした。

先生は、「こんなにも良い人柄を持っているのにもったいない」と言ってくださり、母も深く頷いてくれました。

この言葉をきっかけに私は登校の回数を増やしました。

後期の単位認定テストは2年生のときよりも余裕を持って受けられ、一度落ちていた英検にも合格することができました。より効率よく勉強するために、映像授業も取り入れて大学進学に向けて勉強するようになりました。

しかし、それでも12月に受けた模試の結果は厳しいものでした。両親とも話し合い、浪人することも少し考えましたが、一般にかけて今年挑戦することを決めました。

限られた時間を有効に使うために予定していた三教科受験から二教科受験に変更し、受ける大学に絞った対策を行いました。

最終的に受験校を確定したのは年が明けてからのことでしたが、出願期限が迫る中、先生も一緒に受ける大学と試験方式を考えてくださったことは、有難く思っています。
共通テストが終わってからは小論文の対策も始めました。最初は書き方を教わるところから始め、試験本番まで残り1か月もない中で何度も添削していただき、前日まで見てくださった先生には本当に感謝しています。

当日は先生に教わったことを発揮でき、憧れていた京都外国語大学に合格することができました。他の受験校も全て合格することができ、お世話になった人たちを安心させることができて本当に良かったと思います。

正直なところ、転入当初は全日制高校から通信制高校に行くことになってしまったことへの罪悪感や不安を持っていました。

でも、学校を変えたからこそ出逢えた先生、友達がいます。自分の将来を見つめ、明確な志を持つこともできました。

私は、通信制高校に入ることは道から外れることではなく道を選ぶことだと思います。

分岐点に立つことも、道を変えることも、悪いことではありません。周りの人に助けてもらいながら、自分を見つめ直し、たくさんのことを学んで人として成長し、こうして今ゴールフリー高等学院を卒業できることを幸せに思います。

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