卒業生の声

卒業生の声(2024年度)

先生と掴んだ合格(2024年度卒業生 H.Tさん)

私は高校1年生の10月にゴールフリー高等学院に転校しました。

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そして、転入してから卒業するまでの約2年半の間に沢山の貴重な経験をしました。全日制の高校には少ししか通えていなかったので、ほとんどの高校生活をこの学校で過ごしたことになります。

転入当初は不安でいっぱいでしたが、校外学習を通して気の合う友達ができたり、優しい先生やコーチの方々に支えていただいたりしながら、楽しい高校生活を送っていました。

そんな中、2年生のときに草津キャンパスから彦根キャンパスへ移ることになりました。今までの友達と離れることや、ようやく慣れてきたタイミングでの移籍だったので、とても寂しく、不安な気持ちでいっぱいでした。

けれど、転入したときからずっと二者面談を担当してくださり、大変お世話になっていた先生がそのままついてくださると知り、とても安心しました。

また、以前に校外学習で話したことのある子が何人かいて、ほっとしました。それから少しずつ同い年の子たちも増えてきて、新しく話せる子や友達ができ、とても楽しい日々を過ごせるようになりました。

楽しい学校生活のなか、受験勉強に悩むことも多かったです。

大学進学をしたいという気持ちはありましたが、当時の状況では実現するのはとても難しいものでした。

1年生の頃は、レポートの提出やスクーリングの出席がいつもギリギリで、間に合わないこともありました。テストも期限内に受けられないことがあり、受験を目指せるような状態とはほど遠かったと思います。

そのため、本格的に受験勉強を始めたのは、2年生になってからでした。

中学の内容から勉強を始め、3年生の時にやっとスタートラインに立てた感じでした。途中で心が折れて勉強が手につかない事も多く、何度も諦めようと思いました。

しかし、そんな状況になる度に手を取り、前を向かせてくれたのは先生でした。

何度も相談に乗ってくださり、学習計画表も何度も修正してくださいました。そして先生とはいつの間にか親よりも色々な事を話すようになっていました。

志望校を変更したり、学習計画表を変更したりしながらも、私は無事に大学に合格、進学が決まりました。

それは、一緒に頑張った友達や家族、そして誰よりも先生のおかげだと思っています。本当に先生には感謝の気持ちでいっぱいです。

ゴールフリー高等学院を卒業し、春から大学生になりますが、この学校で学んだことや、経験、思い出を私はこれからも大切にします。

ゴールフリー高等学院で見つけた私の志は、
「困ったり悩んだりしている人のために、公認心理士になって、人の心に寄り添い手を差し伸べられる自分になって、携わる人々の心を守ること」です。

夢を実現できるよう励み、日々努力していこうと思います。

私を導いてくれた場所(2024年度卒業生 N.Kさん)

私は3年生の時、ゴールフリー高等学院に転校しました。

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全日制高校に通っていた頃は、部活動と塾でとても忙しい生活をしていました。また、中学3年生の頃に発症した病気の影響で入院していた時期もありました。

多忙な生活を送っていたストレスにより、2年生の秋から精神的に不安定な状態になり、朝起きるのが辛く、学校に行けない日や遅刻する日が増えました。病気の症状により、学校に行きたくても行けない日が続き、本当に辛い毎日でした。

そして、2年生の3月に入院したことをきっかけに、全日制高校で受験を迎えることは厳しいと判断して、自分のペースで夢に向かって努力できるゴールフリー高等学院に転校しました。

今思えばとても良い選択をしたと感じています。

始めは、友達ができるのかと、不安がありましたが、同じ時期に転校してきた人も多く、オリエンテーションの日に友達ができました。その後も校外学習に参加して、多くの人と話す機会があり、学年を問わず友達を作ることができました。

このようにしてゴールフリー高等学院は私にとって大切な居場所になりました。

友達ができたことがきっかけで、学校で友達と会って話せる時間がとても楽しく、精神的に不安定な状態になることもなくなっていきました。毎日が充実していて楽しい日々でした。

私は京都橘大学に入学して、将来は臨床検査技師になるという明確な夢が決まっていました。そのため、レポートが終わってからも毎日学校に通い、自習室で分からない問題は先生に聞いて解決していました。

先生方の丁寧な指導のおかげで、日々成長できていると感じ、とても嬉しかったです。

学部で学べる内容の点でも、行きたい大学が京都橘大学に限られていたので、私は専願が条件となる総合型選抜を受験することに決めました。

京都橘大学の総合型選抜は、9月に小論文入試、10月に面接とプレゼンの入試があり、合格が早く決まる分、とても準備が大変な入試でした。

小論文対策では、過去問や類似の問題を解き、何度も先生に添削をお願いしました。面接やプレゼン対策では、先生に面接官役をしてもらい、先生にたくさんのアドバイスをいただき、よりよいものになるように毎日練習を重ねました。

私は完璧主義で心配性なので、日々不安におしつぶされそうでしたが、受験前日まで先生に付き合ってもらって自分の納得のいくまで何度も練習をしました。

受験本番では、今まで何度も練習してきたおかげで緊張することもなく、練習の成果を全て出し切ることができ、今までがんばってきてよかったと強く思いました。

その結果、私は京都橘大学に合格することができました。1年生の頃からの夢をかなえることができ、本当に嬉しかったです。

あらためて、ゴールフリー高等学院は、自分の体に無理なく夢に向かって努力できる素敵な高校だと感じています。

私が夢をかなえられたのは、両親、先生方、友達のおかげであり、この学校に転校したからこそだと思います。多くのサポートをしてくださった人達には言葉で言い表せないほど感謝しています。

1年間という短い間でしたが、ゴールフリー高等学院に転校して本当に良かったです。私は、臨床検査技師になるという次の夢をかなえるために、大学でも努力を続けていきます。

通信制高校からの挑戦(2024年度卒業生 Y.Yさん)

私は2年生の冬に転校しました。

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そろそろ受験に向き合う時期だと感じていたこともあり、もともと国公立大学への進学を考えていた私は、いくつかある通信制高校の中から、大学進学をしっかりサポートしてくれるゴールフリー高等学院を選びました。

そして、1年数か月の受験勉強を経て、私は目指していた国公立大学に現役で合格することができ、4月から福岡県立大学へ進学することになりました。

私がゴールフリー高等学院で過ごしてよかったと思う点は多くあります。

一つ目は履修したい教科を選ぶことができ、単位が比較的取りやすい点です。

私は共通テストで公共・政治経済を選択する予定だったのですが、前籍校では日本史や世界史も履修しなければいけませんでした。

しかし、ゴールフリー高等学院では受験に必要な教科を選んで履修することができ、限られた時間の中で、必要な勉強に取り組む時間を確保することができました。

また、毎日学校に通うこともできるので、単位の取得に困ることもありませんでした。

レポートは、間違えたところを何度でもやり直すことができ、先生たちも親身になって教えてくださるので、しっかり理解しながら短期間で終わらせることができました。

スクーリングにおいても、他の通信制高校と違い、すべてゴールフリー高等学院内で完結することができ、その点も良かったと感じています。

単位が取りやすいことで、より早く受験勉強に取り掛かることができ、それが大きなアドバンテージになったように思います。

二つ目は先生のサポートが手厚い点です。

私が数学の過去問で分からない所があった際に、私が分かるまで1~2時間ほど付きっ切りで教えていただけたことや、特別に時間を取って小論文の対策に付き合っていただけたこと、進度や事情に合わせてカリキュラムを都度考えていただいたことなど数え切れない程サポートをしていただきました。

勉強のことだけでなく、一人でいるときに話しかけてくださったことや、進路に迷った際に色々な提案をして一緒に考えてくださったこと、過去問が入手できる本屋を必死に探し、一緒に買いに行ってくださったことなど、とにかく多くの面で支えていただいたと思います。

時に厳しく、時に優しく接していただいたことでメリハリをもって勉強に励めたように思います。

三つ目は友達を作れる点です。

私はこの学校に転校する前、通信制高校は人との関わりが少ないのだろうと思っていました。そのため一人きりで黙々と勉強だけをするものと考えて、多少の不安を感じていました。

しかし、この学校は、校外学習が少なくとも月に1回はあり、そこで必然的にほかの生徒と話す機会ができました。

また各々がそれぞれの状況に配慮しあっているので、人と話すのが苦手な子が無理に話しかけられることはなく、それぞれがそれぞれの思うままに楽しんでいたのがよかったと感じています。

校外学習で友達を作ることができ、学校で会えば挨拶をしたり、一緒にお昼を食べたり、誕生日プレゼントを贈り合ったりとよい関係が築けたように思います。

特に、私は多くの時間をコンピューター室で自習をして過ごしていました。そのため学校内で人と会うことが少なかったのですが、校外学習があったことで、それが新しい人との出会いの場になりとてもよかったと感じています。

四つ目は自分のペースで勉強ができる点です。

前籍校ではみんなが一律に同じ進度で同じ授業、同じテストを受けるのが普通でした。今振り返ってみると、もしも転校せずに前籍校に在籍したままであったら、確実に周りから置いていかれていたように思います。

そして大学受験も思うようにいかなかったのではないかとさえ感じます。

当時はとにかく莫大な課題をこなすことに精一杯で、自分の苦手なところを、時間をかけて克服することなどは困難な状態でした。そのせいか成績や順位は下から数えた方が早く、だからと言って課題と苦手の克服に対応することもできないという状況に陥っていました。

しかし、この学校ではレポート以外の課題がないため、自分の得意教科を伸ばし、苦手教科にしっかりと時間を使うことができました。

私は特に英語が弱かったので、単語や文法などの基本的な部分に時間を割くことができたのは非常に大きな利点であったと思います。

本当に多くの点において、自分に合った方法での高校卒業と大学受験を目指せたと思います。

ここで、これから大学受験を目指す皆さんに、ささやかではありますがアドバイスを送れたらと思います。

それは、先生を存分に頼ってほしいということです。

私は数学の問題で、自分で考えても分からないものは必ず先生やコーチに聞きました。また分かる問題については、先生やコーチに解き方を説明することで知識の定着と、自分が本当に正しく理解しているのかの確認をしていました。

質問をすることにハードルを感じてしまう人もいるかもしれませんが、先生やコーチは優しく分かるまで教えてくれるので、ぜひ遠慮せず頼ってみてほしいと思います。

最後に、私はゴールフリー高等学院という通信制高校に来てよかったと心から思っています。

私は心のどこかに、通信制高校への転校は、あるべき人生のレールからの脱線なのではないかという気持ちや、親に負担をかけてしまったという罪悪感、この先の人生への不安など様々な思いを抱えていました。

あの時転校せずにそのまま前籍校で高校生活を続けられていたら…と幾度となく考えました。

しかし、ゴールフリー高等学院には様々な生徒や先生方がいて、生徒同士の上下関係はなく、皆が仲良く接し、先生方も友達のように接してくれる。このような、ここでしか得られない経験があり、それは人生の財産になると思います。

今では通信制高校への転校は人生のレールからの脱線などではなく、長い人生におけるたった一つの小さな選択肢に過ぎないのでないかと考えています。

この選択をさせてくれた親に感謝し、またこんな私に対して親身になって指導してくださった先生方やコーチの皆さんに感謝し、共に時間を過ごしてくれた友達に感謝しながら、大学生活への新たな一歩を踏み出したいと思います。

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