卒業生の声

卒業生の声(2022年度)

努力を重ねて手に入れた
第一志望合格と学び(2022年度卒業生 奥野 一樹さん)

私は2年生の夏ごろから友達との関係がうまくいかなくなり、学校に行けなくなりました。自分が行きたいと思って選んだ学校だったので、なかなか転学を決意することができませんでした。学校に行けないけれど、転学もできない。そんな状態のまま3か月が経ってしまいました。

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そんな中でも私は大学に行きたいという夢があったので、両親と話し合って大学進学を目指すためのサポートをしていただけるゴールフリー高等学院に転入を決めました。

正直なところ、そのころの私は、通信制高校に対して良いイメージを持ってはいなかったので、通学日数も少なく、大学受験のサポートはあまりしてもらえないだろうと思っていました。

そんな気持ちを残したまま、ゴールフリー高等学院での生活が始まったのですが、実際に通ってみると、不安に思っていたものとは全く違う環境で、良かったことがたくさんありました。

月に1回の校外学習に行くと、そこで友達ができました。勉強面では、全日制の高校とは違い集団での授業形式ではないからこそ、自分に合ったペースで勉強を進めることもできました。登校すると先生方全員が親身になってサポートしてくださり、徐々に不安な気持ちが薄れていき、楽しく通うことができるようになりました。

そして、3年生になり、いよいよ大学受験へ向けて勉強をし始めました。初めは先生と相談して決めた合格するための勉強のスケジュールに沿って順調に進めることができました。

しかし、進めていけばいくほど勉強の内容は難しくなり、わからないことも増え始め、徐々に勉強に向かう気持ちがすり減っていきました。

そんなとき、助けてくれたのは先生でした。どうしたら単語を覚えることができるのか、長文読解のコツなど、根拠のない励ましの言葉ではなく、どうすればできるようになるかを教えてくださり、そのおかげで何とか一つひとつ乗り越えていくことができました。

そして、夏には一度模試を受けてみようと思い、受けてみることにしました。努力してきた自信があったので、それなりにできるはずだと思ったのですが、いざ解き始めると、全くわかりませんでした。

私は怖くなり、最後まで模試を受けることができませんでした。頭は真っ白で、涙が止まりませんでした。

そんなときに、ある先生に「努力してるから大丈夫」という言葉をかけていただきました。私は、その言葉のおかげで気持ちが切れることなく受験に向かって努力を続けることができました。

私は11月に自己推薦形式の入試を受けようと思っていたので、9月から小論文の勉強を始めました。

私は、小論文を一度も書いたことがなかったので、最初は全く書くことができませんでした。でも、大学に絶対に行くんだという気持ちがあったので、毎日一題小論文を書き続けました。先生がつきっきりで見てくださったおかげで、少しずつ小論文が書けるようになりました。

それでも私は、もともと人一倍自分に自信が持てない性格だったので、入試の日が近づくごとに不安に押しつぶされそうになりました。そんな私に先生方がやさしく声をかけてくださり、最後までやりきることができました。

迎えた入試当日。全く手ごたえがないままに1日が終わりました。何度も練習した面接も、いざ本番を終えると、自分だけ面接の時間が短かったように感じ、絶望しました。もうダメだ、きっと不合格だろうと思いました。

後日迎えた結果発表。見るだけ見ておこうと見てみると、「合格」と出て、最高の気分でした。第一志望の龍谷大学に合格でき、努力してきたことがやっと報われたと心から感じました。

私がゴールフリー高等学院で学んだことは二つあります。

一つは、自分次第で何とかなるということです。私は転入してきた当初はずっと行きたかった龍谷大学はもう無理だろうと諦めようとしていました。でも、先生や友達に支えてもらい、努力を続け、第一志望に合格できました。目標を追うも諦めるも、自分次第。そして、達成できるかどうかも自分次第だったのだと思います。

二つ目は、努力はいつか報われるということです。私はこの言葉はあまり好きではありませんでした。努力しても報われないこともあると、どこかで諦めの気持ちがあったのだと思います。

確かに、努力しても報われないこともあると思います。でも、報われないのは、その努力がまだ足りていないという場合もあるのではないかと今では思います。模試を最後まで受けることもできなかった私が合格を勝ち取ることができたのは、努力し続けたからにほかならないと思っています。

これからは、挫折しそうになったときにはこのことを思い出して、できうる限りの努力がきっとできると思います。

中学時代と高校の途中まで、本当の意味での努力を知らなかった私が、今このように変わることができたのは、ゴールフリー高等学院のおかげです。今まで本当にありがとうございました。

志を見つけて
前に進むことが出来た(2022年度卒業生)

私の高校生活は、コロナの影響で思い描いていたものとは違ったものでした。

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全日制の高校に入学したものの4月からの授業は対面ではなく、オンラインでの授業がメインになってしまったため、知り合いが少ない中での学生生活は想像していたより厳しかったです。

そして、コロナの影響で行事や予定していた校外学習なども中止になり、そのことも私にとっては大きなストレスになりました。

また、勉強面では常に成績が良くないと進路に響いてしまうというプレッシャーと、学校を1日でも休んでしまったら置いていかれるという意識が強くあり、不安と恐怖を常に抱えて生活していました。

こういった状況の中でも何とか毎日学校に通っていましたが、高校1年生の秋に体調を崩したことがきっかけで、学校へ行くこと自体も怖くなり、自分のペースで勉強ができる通信制高校への転入を決意しました。

転入してからも、中学時代の活躍していた頃と高校に入ってからの現状とのギャップを感じ、自己嫌悪になってしまいました。

また、転入してもしばらくは制服を着た学生と、電車が怖く、なかなか登校することができませんでした。

しかし、ゴールフリー高等学院に通っているうちに、同じ境遇の友達に出会うことができたことやいつでも味方になってくれる先生がいたおかげで、段々と自分の現状を受け入れられるようになりました。

進路については、転入した当初は大学で学びたいことが具体的に決まっておらず、大学に行ったあとのことや、少し興味のあった教育学についてもなぜ興味を持ったのか分かっていない状態でした。

そんな私が進路の希望を明確にできたのは、ゴールフリー高等学院に来て、志共育講座を受けたことが大きかったです。

志共育講座の中で自分の気持ちを言語化でき、目標が明確になったので勉強への意欲も上がりました。

また、私は、教育学を学びたいと思っていたのですが教員を志望している訳ではないので、希望に合った大学を探すことがとても大変でした。

しかし、先生が親身になって探してくれ、相談にのってくださったおかげで志望校が無事決まりました。

受験対策は、ゴールフリー高等学院が通信制高校でありながら塾としてのノウハウを持っておられる学校だったので、安心してお任せすることができました。

先生方から私に一番合った教材を提案していただき、勉強をすすめることができたので、良かったです。

また、私は面接も受験に必要だったのですが、面接対策では、一人ひとりに時間を用意してくださり、みっちり特訓してくださいました。

ゴールフリー高等学院では周りの友達も大学進学を目指していたので一人ではないと感じられて最後までやりきることができました。

結果として第一志望は落ちてしまいましたが、教育学が学べる大学への進学が決まりました。

1・2年生の頃は、週に数回、他の高校生と登下校が被らないように神経を使いながら行っていたのですが、3年生になるころには気づけば毎日放課後まで残って過ごすようになりました。

先生や仲間、たくさんの人たちと関わる機会が増え、笑顔が増えていきました。

たくさんの方に支えてもらったこと、そして、その方々への感謝の気持ちを忘れずに、大学に行っても自分のペースで頑張っていきたいです。

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